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Windows対応web browser おすすめランキング H2807号

世界中のWindows (Vista ~10)対応web browser から、お薦めの物を5つ選び、ランキングにした。

まずは、6月時点での各browser 利用者比について考えてみる。

6月時点のbrowser 利用者比

Net Applications の調査に拠ると、Chrome (49%)が増加、IE (32%)とFirefox (8.0%)が減っている。Opera (1.6%)は、開発元を中国企業が買収する話題が広がって以来、下がり続けている。
Chrome は、第三世代の覇権者の地位を確固たるものにしつつある。

IE が下がるのは分かるが、Firefox も下がり続けているのは解せない。

Win10 でのみ使えるEdge は5%。増加傾向ではあるもののIE と比べると遥かに少ない。OS 使用者比でWin10 が今は2割程なので、Win10 利用者の内でのEdge 使用者比は2割程となる。Windows 7、8.1 を10 にupgrade する際にIE からEdge に移行させるMicrosoft社の戦略はどうやら失敗している様で、MS社が失った分をChrome が吸い上げているようだ。
Windows 7、8.1 利用者の10 へのupgrade が余り進んでいないことも有って、Edge がChrome の対抗馬になるのは暫くは有り得ない。

それでは、本題のbrowser ランキングを紹介しよう。

第5位:Ancia (y-kurimoto)

特徴
  • IE の派生
  • 日本人による個人開発で、更新は活発。
  • 知名度が非常に低い。
  • RAM 消費量がとても少ない。
  • 拡張機能は使えないが、機能は豊富。
対応OS XP 以上
RENDERING ENGINE Trident
安全性 ★★★★☆
IE 系で、更新頻度は月に数回。
安定性 ★★★★★
試用版ながら不具合は少ない。RAM 消費量がとても少ない。
機能性 ★★☆☆☆
拡張機能は使えないが、様々な機能が用意されている。

第4位:Pale Moon (Moonchild)

特徴
  • Firefox の派生で、各OS に最適化されている。
  • 独自のrendering engine 「Goanna」を搭載している。
  • 拡張機能が利用可能。
  • Firefox から無駄な機能を削り、高機能と軽さの両立を実現している。
対応OS XP 以上
HTML rendering engine Goanna
安全性 ★★★★☆
Firefox の派生で安全性更新の頻度は月に一回程度。
安定性 ★★★★★
不具合が少ない。RAM 消費量が非常に少なく、Firefox 系の中で最少。
機能性 ★★★☆☆
Firefox の拡張機能を利用出来、拡張性が高い。但し互換性の無い物も有る。
YouTube の60FPS 動画を再生できない。

※類似品にWaterfox 等が存在する。

第3位:Chrome (Google Inc.)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で1位
  • Google が開発
  • Chromium の派生
  • 拡張機能を利用可能。
対応OS 7 以上
RENDERING ENGINE Blink
安全性 ★★★★★
Google 製品なので、信頼性は高い。安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。Chromium 系なのでRAM 消費量がかなり多い。
機能性 ★★★★☆
Chromeウェブストアが利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品にVivaldi 等が存在する。

第2位:Slimjet (FlashPeak Inc.)

特徴
  • 平成27年に誕生した新興browser。
  • 知名度が低い。
  • Chromium の派生
  • Windows XP, Vista にも対応
  • Java, NPAPI 対応
  • Chrome の拡張機能を利用可能。
  • 多機能
RENDERING ENGINE Blink
対応OS XP 以上
安全性 ★★★★☆
Chromium の版が少し遅れている。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。
Chromium 系なのでRAM 消費量は多いが、RAM 消費解放機能を搭載している。
機能性 ★★★★★
Java やNPAPI に対応。
「中国の動画サイトは中国のプロキシを経由してアクセスする」機能がある。
Chrome web store を利用出来、拡張性が非常に高い。
H.264 codec 搭載

※類似品にKinza、Iron が存在する。

第1位:Firefox (Mozilla Foundation)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で3位
  • 14年の歴史がある。
  • 複数OS 対応
  • 拡張機能が利用可能。
  • 特筆すべき欠点が無い。
対応OS XP 以上
RENDERING ENGINE Gecko
安全性 ★★★★★
安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。RAM 消費量も少ない。
機能性 ★★★★★
Firefox add-on を利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品にCyberfox等が存在する。

Firefox が2連覇。
五傑入りしたbrowser の種類は、前号から変わっていない。但し順位に変動が有り、Pale Moon が前号の2位から4位に転落して、代わりにSlimjet とChrome が夫々一つ順位を上げた。

近頃はSlimjet が注目を浴び始めている。このbrowser が全くの無名だった1年前からお薦めしている私としては、嬉しい流れだ。

Pale Moon が順位を下げた理由は、拡張機能「NoScript」をinstall した際に「tool bar にbutton が表示されない」という不具合が生じることが判明したからだ。
この不具合を発見した切っ掛けは、私が3月にlaptop「ThinkPad L540」を購入して使い始めた事だ。このPC のOS はWin7 Proffesional 32bit で、後にWin8.1 Pro 64bit を新規install して、更にその後にWin10 Pro 64bit にupgrade した。この3つのOS 全てでこの不具合が発生した。32bit 版と64bit 版のbrowser の両方で生じる。ちなみに、先代機(Win7 Home)ではこの不具合は出ていない。不具合の原因は判っていない。
NoScript button はtool bar に無くてもcontext menu に出るので使えないわけではないが、機能性の評価が前号より一つ下がった。

Vivaldi はkeyboard shortcut「Ctrl +」の不具合が未だに直っていない為に実用性が無い。

Edge は拡張機能の実装がそろそろ行われる予定なので次号でランクインする可能性がある。

MouseGestureL.ahk 私の設定 迅速・直感的・軽量志向

むぎが使っているmouse gesture 用app 「MouseGestureL.ahk」に於ける、むぎの設定。
迅速で直感的な操作、そして軽くなる様に設定した。

「メイン」「ジェスチャー」

主なweb browser に搭載されているmouse gesture 機能や、Firefox 用拡張機能「FireGestures」の設定に出来る限り合わせて設定している。

入力(最初に右click) gesture code 動作 Action Script
RB_L_ 戻る Send, !{Left}
RB_R_ 進む Send, !{Right}
RB_U_ HomePage Send, !{Home}
RB_D_ 新しいTab Send, ^t
RB_LR_ Sourse Send, ^u
RB_LU_ 頂部 Send, {Home}
RB_LD_ 底部 Send, {End}
RB_RL_ Tab復元 Send, +^t
RB_RU_ 履歴画面 Send, ^h
RB_UL_ 左のTab Send, +^{Tab}
RB_UR_ 右のTab Send, ^{Tab}
RB_UD_ 更新 Send, ^r
RB_DL_ 中止 Send, {Escape}
RB_DR_ 閉じる Send, ^w
RB_DU_ DL画面 Send, ^j
wheel↑ RB_WU_ 右のTab Send, +^{Tab}
wheel↓ RB_WD_ 左のTab Send, ^{Tab}

」を設定していない理由は、Firefox の拡張機能「FireGestures」でこの動作に「戻る / 進むの履歴」を設定しており、この動作をMGL で再現できなかったからだ。

「認識設定」

認識処理の基本設定
  • 8方向モード: ×
  • アクティブウィンドウをターゲットにする: ×
  • ジェスチャー認識処理の間隔 (ms): 20
ジェスチャーの入力とみなされるカーソル移動量
  • 通常ストローク: 15
  • 4方向モードの「LL」「RR」: 999
  • 4方向モードの「UU」「DD」: 999
タイムアウト
  • ジェスチャーのタイムアウト判定を開始するカーソル移動量: 0
  • ボタンを押している間に認識が打ち切られるまでの時間 (ms): 400
  • ボタンを放した後に追加ジェスチャーの入力を許容する時間 (ms): 0
画面端接触認識
  • 接触認識処理の間隔 (ms): 20
  • コーナーの認識範囲: 横:1; 縦:1
  • ディスプレイごとに領域を分割する: ×
拡張マウスボタンの動作
  • 中央ボタンのデフォルト動作を無効化する: ×
  • 第4ボタンのデフォルト動作を無効化する: ×
  • 第5ボタンのデフォルト動作を無効化する: ×

「ナビ」

共通設定
  • 起動時からナビを有効化する: ○
  • ナビの種類: アドバンスドナビ
  • 表示更新間隔 (ms): 20
  • ナビが消えるまでの時間 (ms): 0
アドバンスドナビ
  • 文字の色 (RRGGBB): FFFFFF
  • 未確定文字の色 (RRGGBB): 7F7F7F
  • ウィンドウの背景色 (RRGGBB): 000000
  • ナビが消えるまでの時間 (ms): 0
  • ウィンドウの透明度 (0~255): 255
  • 文字のサイズ: 20
  • フォント名: MS UI Gothic
  • 表示位置: カーソル位置
  • トリガボタンの押下時からナビを表示: ×
  • 左側余白: 6
  • 右側余白: 6
  • 上側余白: 3
  • 下側余白: 3
  • ウィンドウの角の丸み: 1
  • カーソルからの距離: -1

「軌跡・ログ」

軌跡
ジェスチャーの軌跡を表示する: ×
操作ログ
ジェスチャーの操作のログを表示する: ×

「ジェスチャーの軌跡を表示する」を有効化すると結構重くなる。

ThinkPad L540 Win7 回復mediaで8.1 英語操作で成功

、laptop 『20AUS26N00 (ThinkPad L540 シリーズ)』(Windows 7 Professional 32bit) に、回復media を使ってWindows 8.1 Pro 64bit をinstall した。
22日から4回ほど試して今回漸く成功した。

対策と覚悟

hardware 診断を行ったが障害は見つからなかったので、回復media が壊れている蓋然性が高い。しかし未だこのdisc を見捨ててはいない。ダメ元で処理案内の言語に英語を選んで試そうと思っている。これで成功する見込みは殆ど無いが、何もしないよりはマシだろう。
それでもダメならば、自分で作った回復media で回復を試みる。これに記録されているOS は、恐らくWin7 32bit。この回復media を作成する際に失敗を重ねていたので、これが正しく機能するか些か不安だ。

万策尽きた場合は製造元に助けを求めるしか無い。本機の基本保証期間は、と、Win10 無償期限迄は有ったのが幸いだ。
Lenovo 製品の保証制度について色々調べた。回復media の購入は1万円程掛かるそうだが、これは保証範囲内なのだろうか?
WWW でLenovo社の購入後対応について調べたが、それは手薄のようで、悪評が目立つ。これが少し心配だ。

今後1万円程の追加出費を余儀なくされる可能性があるが、それは不遇であると覚悟している。

回復処理を英語にして試す

頃、Product Recovery を英語で進めてみた。
そして今回は全てのdisc の挿入が完了した。但し、例のように進行状況欄に「File not found」が所々に表示されていた。

Windows セットアップの「C:\SWWORK\DOWORK.CMD」の時点で、window が最小化されたので、それを広げて内容を見てみると、
C:\WINDOWS\system32>if exist c:\swwork\fixletr.cmd call c:\swwork\fixletr.cmd
C:\SWWORK\REBOOT.TAG が見つかりませんでした。
C:\SWWORK\REBOOT.TAG が見つかりませんでした。
ファイルが見つかりません
ファイルが見つかりません
ファイルが見つかりません

という部分で止まっていた。嫌な予感をさせる記録だが、HDD の読み書き音は聞こえる。
26日 頃、先に進んで、紫画面になって更新プログラムの適用。

黒の背景に「Windows セットアップ」prompt とcommand prompt が表示され、次の処理を行っている事が示された。

  • C:\SWWORK\DOWORK.CMD
  • C:\SWWORK\FINISH.CMD

又紫画面。そして再び黒の背景に「Windows セットアップ」prompt とcommand prompt が表示されて次の処理を行っている事が示された。

  • C:\SWWORK\DOWORK.CMD
  • C:\SWWORK\FINISH.CMD

頃、Norton Internet Security のinstall が始まった。
prompt「Sysprep を実行しています…」が数秒表示。
PC 再起動。

暫く放置していたら、頃だろうか、「地域と言語」の設定画面になっていた。何も変更せず「次へ」を押した。
「ライセンス条項」が表示され、「同意します」を押した。
「ありがとうございます」という項目が表示され、Lenovo ID 登録を要求されたが拒否して「次へ」を押した。
「パーソナル設定」では、色の選択は初期設定の紫から変えず、PC 名だけを変えた。
「オンラインに接続」では、自分が使っているrooter を選び、PIN code を入力。すると「今はインターネットに接続できません。やり直してください。」と表示された。何度試してもこの文言が表示されたが、暫く時間が経つと自動で接続が成功し、「次へ」button が表示された。
「設定」は、初期設定の儘にした。
「Microsoft アカウントへのサインイン」ではMicrosoft account の登録を強要された。
「情報の保護にご協力ください」では、「後で行う」を選んだ。

再起動された。更新プログラムが適用されて、黒の背景に「こんにちは」と表示。次に、背景色が連続的に変わりながら「ストアから新しいアプリをさらに入手できます アプリをインストールしています」という表示。次に「最後の処理をしています アプリをインストールしています」という表示。次に「アプリの準備をしています PC の電源を切らないでください」、次に「あともう少しです PC の電源を切らないでください」、「さあはじめましょう」。

「Windows 10 へのアップグレードをおすすめします」と表示された。選択肢は「アップグレード」と「後でアップグレードする」の二つで、後者を選んだ。
「いつでも都合の良い時にアップグレードできます」で「OK」を押した。

頃、Windows 8.1 のdesktop が表示された。回復処理が成功したようだ

感想

入れ替えたOS の「システム」画面
20aus26n00-system-windows-8-1

今まで回復処理に悉く失敗して暗澹たる気分になっていたが、今回無事に成功して安堵した。
まさか回復処理の案内言語を英語にすることで本当に成功するとは思わなかった。そして本件は、Product Recovery の案内言語に不具合がある蓋然性が高いことを示した。

その後、本機の使い勝手を試した。

ThinkPad L540 回復media使用失敗 BIOS上診断…正常

、laptop 『Lenovo 20AUS26N00 (ThinkPad L540 シリーズ)』(Windows 7 Professional 32bit) のBIOS にてhardware の診断を行った。

この作業は、回復media を用いて本機のOS をWin8.1 Pro 64bit に変える試みの一部である。
23日に回復処理に失敗し、PC を再起動させると「Boot Menu」と「App Menu」から構成される画面が表示された。このApp Menu には「Diagnostic Splash Screen」と「Lenovo diagnostics」という二つの項目が有り、当初は正体が分からず無視していたが、WWW で調べたら診断するだけの様なので実行してみた。

まず「Diagnostic Splash Screen」を選んだ。

Diagnostic Splash Screen

このPC のhardware 構成が表示された。

Phoenix SecureCore Technology(TM) for ThinkPad
Copyright 1985-2014 Phoenix Technologies Ltd.
All Rights Reserved
COPYRIGHT LENOVO 2005-2015 ALL RIGHTS RESERVED
Build Time: 05/06/2015

CPU = Intel(R) Celeron(R) CPU 2950M @ 2.00GB
2048 MB System RAM Passed
256 KB L2 Cache
System BOIS shadowed
Video BIOS shadowed
BOIS Version: J4ET79WW(1.79)
ATAPI CD-ROM: PLDS DVD-RW DU8A5SH
Fixed Disk: WDC WD5000LPVX-08V0TT5

次に「Lenovo diagnostics」を選んだ。

Lenovo diagnostics

こんなメニューが表示された。

DIAGNOSTICS
  • CPU – Quick test
  • CPU – Extended test
  • LCD test
  • Memory – Quick test
  • Memory – Extended test
  • Motherboard test
  • Optical test
  • PCI-e test
  • Storage test
  • Run All
TOOLS
  • System information
  • Recover bad sectors tool
  • Generate configuration file
  • Execute from configuration file
  • Exit application

「Run All」を選んだ。
すると「Select tests」画面で「Quick tests」「Extended tests」「Restrict tests to unattended only」の項目が表示され、1番目と3番目にチェックが入っている。これらの項目は意味がよく分からないので変更せずに「Run Test」に進んだ。すると診断が実行された。
次がその診断結果だ。

Intel(R) Celeron(R) CPU 2950M @ 2.00GB
  • Register test : PASSED
  • BT instruction test : PASSED
  • X87 floating point test : PASSED
  • MMX test : PASSED
  • SSE family test : PASSED
  • AES test : NOT APPLICABLE
  • Result code:UCP01F000-WL7A9J
Memory modules
  • Quick random pattern : PASSED
  • Result code:UME800000-WL7A9J
Motherboard
  • Chipset test : PASSED
  • DMA test : PASSED
  • IRQ test : PASSED
  • PCI/PCIe test : PASSED
  • RTC test : PASSED
  • Result code:UMB01N000-WL7A9J
DVD-RW DU8A5SH
  • Media-less optical self-test : PASSED
  • Result code:UOD001000-WL7A9J
PCI EXPRESS
  • Status test : PASSED
  • Result code:UPE001000-WL7A9J
WDC WD5000LPVX-08V0TT5
  • Smart status : PASSED
  • Smart short self-test : PASSED
  • Drive self-test : PASSED
  • Random seek test : PASSED
  • Funnel seek test : PASSED
  • Targeted read test : PASSED
  • Result code:UHD01V000-WL7A9J

hardware に問題は無いようで、胸を撫で下ろした。唯一「NOT APPLICABLE」と判定されたCPU の「AES test」は、どうやら暗号化に関するものらしい。Celeron はAES-NI を搭載していないので、NOT APPLICABLE、即ち「該当なし」という判定が下されたのだろう。

本機のhardware に故障はない蓋然性が高いことが判っただけでも、実行した甲斐が有った。
この診断結果から、回復処理に失敗する原因は回復media の故障に有るのではないかと思った。

Lenovo G475 Win7 H27から使用中に勝手に無線LAN切断

私が使っているPC は平成23年に購入したlaptop 「Lenovo G475」で、OS はWindows 7 (64bit)。
平成27年の秋頃から、PC を使っている途中で無線LANに繋がり難くなる様になった。

browser 再起動でも直らぬ

taskを全て終了させてからbrowser を再起動しても、その現象は改善しない。OSを再起動すると解消する。

原因は、OSを再起動する事で解消するので原因はPCにあると思われる。
この問題が起き始めた頃に私が行った事と言えば、web browser「Slimjet」を使い始めた事ぐらいだ。しかし、Slimjetは毎日使っているものの必ずこの問題が起きるわけではない。
私の印象としては、動画を長時間再生しているとこの問題が発生するような気がしている。

 PC 再起動でも直らぬ

、無線LANが繋がらなくなり、再接続を試しても繋がらなくなった。そこでPCを再起動したが、起動直後から無線接続が出来ない
その他にも起動直後からOSの挙動が異常で、task manager が二つ起動したりした。通知領域の「ネットワーク」icon を押すと、私が使っている無線LAN の項目に「接続中」と表示されている。支離滅裂だ。
更にそこから「切断」button を押しても「接続中」の表示は変わらない。それならばとcontext menu から「切断」を押したがやはり変わらない。
次に、そのcontext menu から「プロパティ」を押した所、

ワイヤレス プロファイル保存のエラー
ワイヤレス プロファイルの保存中にエラーが発生しました。
固有のエラー: グループまたはリソースは要求した操作を実行するのに適切な状態ではありません。

というerror messageが出た。

翌日、routerを再起動したら概ね改善した。その後数日経っても無線LANが繋がりにくくなる現象は殆ど無い為、ここ最近の無線LANが繋がりにくくなる問題はrouterの不調に起因していたとみられる。

5月初旬頃から、再び数日経つと又繋がりにくくなる。これによって、router 再起動を頻繁に行うようになってしまった。愈々PC 乗り替えの時期なのだろうか?

rooter 再起動でも直らぬ

、rooter 再起動を試しても無線が繋がらなくなった。通知領域のネットワークの項には「使用可能な接続はありません」と書かれている。PC 再起動をしたら直った。
心当たりといえば、この日に推奨度「推奨」の更新プログラム「KB3102433」(Microsoft .NET framework 4.6.1)をinstall した事だ。このinstall を完了するには再起動が必要で、その再起動をした起動時にこの問題は起きた。この更新プログラムはinstall 時に選ばれていなかったので一抹の不安は有った。
更に、これまでは「重要な更新プログラム」しかinstall して来なかったが、2日前に「推奨される更新プログラム」を纏めてinstall した。

また、task manager に於けるCPU 使用率の表示が、各task の使用率の合計より多いという現象が起きていた。全体の3分の1が得体の知れぬ物に拠って消費されていた。この現象もPC 再起動で無くなった。

10日に保安app 「avast」でboot time scan を行ったが、問題は無かった。
次に、更新プログラムの悪影響を確かめた。1週間程試行錯誤を繰り返して、「Windows 10 へのupgrade を促す更新プログラム」が原因であることを突き止めた。「KB2952664」と「KB3035583」をuninstall してこの問題は解決した。
、Windows Update を行った後に再び無線LAN が繋がらなくなった。原因は「KB3123862」であり、ヤッパリWindows 10 へのupgrade を促す更新プログラムだった。

task「RacTask」無効化

無線LAN が繋がらなくなる際、CPU 使用率が全process の総和より30%程多くなる現象が発生する。本原因について、裏で何かのtask が動いている事ではないか、と推測してTask Scheduler で最近実行されたtask を確認した。
すると、最直近に実行されたtask としてRacTask がに実行されていた。この実行日時は、無線LAN が繋がらなくなった瞬間と概ね合っている。

説明: システムの信頼性データを処理する Microsoft Reliability Analysis タスクです。

WWW で調べてみると、このtask の実行は重いらしい。本task が原因である可能性が有る上に実行させる必要もないと考えて、無効化した。
ところがこの対策でも問題は解決しなかった。しかしRacTask の無効化自体は、そのtask は不要なので継続している。

原因は「システムの割り込み」

10月、謎のCPU 消費の正体を突き止めるべくリソースモニターを確認した。どうやら「システムの割り込み」に因るものらしい。
「システムの割り込み」はdevice の処理が齎すものだ。

とりあえず、Device Manager から全てのdevice driver (65個)を最新のものにする事にした。ところが既に全て最新だった。但し「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」は「ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません」と言われて更新しなかった。

IT技術者が困ったときに見るブログCPU1コアが100%張り付く件」に拠ると、ネットワークアダプタのウェークアップ機能を無効化すると改善したらしいので、これを真似することにした。
Device Manager の「ネットワーク アダプター」の項目の中からウェークアップ機能の設定項目が有るdriver を探した。すると有線LAN 用driver で見つかったので、設定を「MagicPacket と PatternMatch」から「なし」に変更した。
すると、「謎のCPU 負荷」や「無線LAN に繋がらなくなる」という現象が無くなった。原因は「ウェークアップ機能」だった蓋然性が高い。

数日後、また同じ不具合が幾度か起きた。その際は何れも次のような特殊な条件の下にあった:「disc tray を開けっ放しにしている」「disc drive にDVD を挿入したままOS 起動した」「起動時間が長い」。
不具合の原因を詳しく特定するために「ProcessExplorer」を試しに導入してみたが、余り役に立たなかった。

Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter

その後、同じ不具合が起きた。device driver「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」は無線LAN に関わるdriver なので、これが原因と見て無効化した。すると解決した。

上旬、また同じ不具合が起きた。今度は「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」を削除してみた。すると解決した。

Windows対応web browser おすすめランキング 2016-04号

世界中のWindows(Vista~10)対応ウェブブラウザーから、お薦めの物を5つ選び、ランキングにした。

前号発行時までの主な出来事

前号発行時までに起きた主な出来事を挙げる。
今季は、重要な出来事が多かった。何と言っても、Opera関連の話題がbrowser界隈を賑わせた。

Opera社が、中国企業の団体に買収された
中国製softwareは信用性が低い為、今後Operaがランクインすることは無いだろう。本件に因る順位表への影響は、前号で当browserはランクインしていないので、無い。
Vivaldiの正式版が公開
Vivaldiは、「page拡大のkeyboard shortcutが効かない」不具合が長らく有ったが、それが直らないまま正式版に至ってしまった。Vivaldiは開発版の時点で多くの注目を集めており正式版になった事でそれは一層強くなっているが、実際は完成度が低い。
Pale Moonが、rendering engineを独自の「Goanna」に替えた
私は予てからGoannaに期待していたが、実際に公開されると「YouTubeの動画を60FPSで再生できない」といった欠点を抱えており期待外れだった。とは言え、どんな物も初めは不具合が有るものだ。YouTubeの問題は結構重大なので、その内改善されるだろう。Goannaの今後に期待している。
Slimjetが、更新時の手間が減るように改良
私は既に当browserを「Chromium勢最強」と評価していたが、幾つかの欠点も抱えていた。今回、その欠点の内の主な物が一つ取り除かれたことで、Chromium勢最強の地位を確固たるものにしたと云える。
Iron(SR Ware)がH.264 codecを搭載
Ironは人気が高いが、今までH.264 codecが非搭載だったので私は低く評価していた。それが本件により評価は段違いに高まった。それでも、SlimjetやChromeには敵わないのでランクインは逃した。

第5位:Ancia (y-kurimoto)

特徴
  • IEの派生
  • 日本人による個人開発で、更新は活発。
  • 知名度が非常に低い。
  • メモリ消費量がとても少ない。
  • アドオンは使えないが、機能は豊富。
レンダリングエンジン Trident
安全性 ★★★★☆
IE系で、更新頻度は月に数回。
安定性 ★★★★★
Beta版ながら不具合は少ない。メモリ消費量がとても少ない。
機能性 ★★☆☆☆
アドオンは使えないが、様々な機能が用意されている。

第4位:Chrome (Google Inc.)

特徴
  • シェアは世界で1位、日本で2位。
  • Googleが開発
  • Chromiumの派生
  • Web標準への対応度が高い。
  • Chromeウェブストアを利用可能。
レンダリングエンジン Blink
安全性 ★★★★★
Googleの製品なので、信頼性は高い。セキュリティ更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。Chromium系なのでメモリ消費量がかなり多い。
機能性 ★★★★☆
Chromeウェブストアが利用出来、拡張性が非常に高い。
H.264コーデック搭載でTwitter動画を再生可能。

※類似のブラウザにVivaldi等が存在する。

第3位:Slimjet (FlashPeak Inc.)

特徴
  • 平成27年に誕生した新興ブラウザー。
  • 知名度が低い。
  • Chromiumの派生
  • Chromeウェブストアを利用可能。
  • 機能性・カスタマイズ性が高い。
レンダリングエンジン Blink
安全性 ★★★★☆
更新頻度は月に数回だが、Chromiumのバージョンが少し遅れている。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。
Chromium系なのでメモリ消費量は多いが、メモリ解放機能を搭載している。
機能性 ★★★★★
タブ上の閉じるボタンを非表示に出来る(右clickで閉じる機能もある)。
「中国ドメインのコンテンツにのみproxyを適用させる」機能がある。
Chromeウェブストアを利用出来、拡張性が非常に高い。
H.264コーデック搭載でTwitter動画を再生可能。

※類似のブラウザにKinza、Ironが存在する。

第2位:Pale Moon (Moonchild)

特徴
  • Firefoxの派生で、Windowsなど各OSに最適化されている。
  • 独自のレンダリングエンジンを搭載している。
  • アドオンが利用可能。
  • Firefoxから無駄な機能を削り、高機能とメモリ消費量の少なさの両立を実現している。
レンダリングエンジン Goanna
安全性 ★★★★☆
Firefoxの派生でセキュリティ更新の頻度は月に一回程度。
安定性 ★★★★★
不具合が少ない。メモリ消費量が非常に少なく、Firefox系ブラウザー全体でも最少。
機能性 ★★★★☆
Firefox アドオンを利用出来、拡張性が非常に高い。互換性の無い物も有るが、特に困らない。
YouTubeの60FPS動画を再生できない。

※類似のブラウザーにWaterfox等が存在する。

第1位:Firefox (Mozilla Foundation)

特徴
  • 世界や日本でシェア3位
  • 14年の歴史がある。
  • マルチプラットフォーム
  • アドオンが利用可能。
  • 特筆すべき欠点が無い。
レンダリングエンジン Gecko
安全性 ★★★★★
セキュリティ更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。メモリ消費量も少ない。
機能性 ★★★★★
Firefox アドオンを利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似のブラウザーにCyberfox等が存在する。

前号からの順位表の変化は、前号公開から本号公開の期間に大事件が幾つか有ったけれども、結果的には1位と2位が入れ替わるだけだった。

Pale Moonはbrowserランキング創刊から3号連続で1位を獲って来たが、今回初めて首位陥落となった。この原因は、当browserがHTML rendering engineを「Goanna」に変えた事により幾つかの不具合が現れた事だ。
私自身は、FirefoxではなくPale Moonを常用している。本順位表のFirefox系に於いて劣る方を選んでいる理由は、元々Pale MoonをSlimjetと併用しているからだ。Pale Moonの欠点はSlimjetが補ってくれているので、Firefoxより安定性が優れたPale Moonを使っているのだ。

むぎの手記(SiteMix) server物理障害、史上最悪 2016-04

1時頃から、セブンアーチザンLLCの貸しserver事業「SiteMix」で私が運営している「むぎの手記」に繋がらなくなった。
この原因はserver の物理障害であると判明した。結局はこの障害は通算で2ヶ月間続いた。

史上最悪の障害~避難所開設

siteへの接続を試みると、「The requested URL /error/403.php was not found on this server.」と書かれたpageに転送される。但しこのpage、名前は「404 Not Found」となっており、error codeが403なのか404なのか判らない。

私は本件について、当site史上に於ける最大の危機に直面していると次に述べる理由から感じた。

  • 今までもsiteに繋がらなくなる事態はしばしば起きていたが、その際は「データベース接続確立エラー」と表示されていた。今回の様な文言が表示されるのは初めてだ。
  • 転送先のpage の名前が「404 Not Found」だった。
  • セブンアーチザン社のserverでは障害が相次いでおり、その中には「復旧できない可能性高」とされているSiteMix server(むぎの手記とは別のserver)も有る。

障害が発生して約1時間後に私は運営会社の7artisan社へ改善を請うた。7artisan社から、問い合わせを受けたことを知らせるmail が届いたので、こちらからの問い合わせ内容は確かに届いているようだが、返答は来ていない。
障害・メンテナンス情報にも本件は掲載されていない。
この問題は何故か無視されている様で、不信が募った。

12日に再び問い合わせた所、翌日に7artisan社が

現状復旧を進めているところで大変申し訳ありません。
こちらの状況ですがディスク損傷となっておりまして、
完了までの時間がみえておらず、申し訳ありません。

と返答した。
つまり、むぎの手記が表示できないのはserver の物理障害だったのだ。
今、7artisan社がweb hosting 事業で用いているserver では物理障害が相次いでいる。この短期間に複数のserverが物理障害を起こしたというのは不思議である。特殊な事情がありそうだ。
私は問題が起きて間も無く「当blog史上最大の危機が訪れている」と直観したが、この直観が正しかったことが証明された。

8日16時頃に復旧したが、18時頃からまた繋がらなくなった。その際、むぎの手記のdata が最新の物だった事を確認した。
この事から、「むぎの手記」のdata が消えてしまったわけではないことは確認でき、その点は安心した。
また、error code は「403」が正しく、SiteMix が示したerror page のtitle tag に書かれた「404 Not Found」は誤りであると見られる。

復旧の目処が立たない為、復旧を待たずに、Xdomain で避難所を開設した。SiteMix が復旧するまでは此方で記事を投稿することにする。

1カ月半ぶり復旧も重大な欠陥

そしてに漸くsite に繋がるようになった。ところが、次に述べる不具合を伴っていた。

  • WordPress のexport が出来ない。 管理画面の「エクスポート」の項目から「エクスポートファイルをダウンロード」button を押しても、file がdownload されない。
  • 管理画面のCSSが読み込まれない。

今まではこの様な不具合は起きておらず、今回site に繋がるようになってから初めて発生した。
WordPress のexport が出来ないのは、data の保全上から深刻な事態である。CSS の問題は、以前にWordPress の更新に失敗して管理画面の体裁が崩壊していたので、これが関係しているかもしれない。

、7artisan社はサーバー設定を一部変更させていただきました。と応えた。
しかし、全く改善していなかった。そこで、7artisan社にその旨を伝えた。

2週間で再び物理障害

頃に再びsite に繋がらなくなった

、私がに7artisan社へ送った問い合わせに対する返答が漸く来た。その返答が次の様なものだ。

現在多くのお客様からお問合わせをいただいており、
個別でのご回答が難しい状況となっております。

大変恐れ入りますが、
復旧状況につきましては下記の障害・メンテナンス情報に記載させていただきますので、
随時ご確認いただきたく存じます。

【障害・メンテナンス情報】
https://my.7artisan.com/serverstatus.php

障害・メンテナンス情報に拠ると、「ハードウェア故障による障害であり、既にハードの交換は完了しているが、データ復旧に時間を要している」らしい。
backup は既に取っているが、画像等のmedia は全てを保全していないので、そのdata が無事か些か不安だ。

25日、復旧した。export やCSS の不具合も直っていた。約3か月ぶりにbackup を取れた。