今回紹介する限定ベイは1週間ほど前に中古で入手したもの。
Uドラグーン
それがこちら、「アルティメットドラグーン ブルーカラーver.」!
デートマークは「99↑Y」(1999年11月)。サブビットはアルティメットドラグーンの幼少期(?)のタマゴドラゴン。
ベイブレードの第一号機である「アルティメットドラグーン」の限定バージョン。「ブルーカラーバージョン」といっても青色をしているのはウエイトディスクであり、アタックリングとブレードベースはプレーンクリア。
2000年の正月に合わせて福袋ならぬ‘福箱’として発売された。この福箱には、三種類のアルティメットドラグーンのうちどれかが入っており、何が入っているかは開けてからのお楽しみ、ということになっている。ちなみにこのブルーカラーバージョンの封入率は40%。
この「福箱」は爆転ベイファンでも見たことがない人が大半であるはずだ。私もその存在を知ったのは大人になってからだ。というのもこの製品は、この世に「ベイブレード」というコンテンツが産まれてからまだ5ヶ月しか経っていない頃に発売された、ごく初期のものだからだ。福箱シリーズは2000年版から2005年版までの6種類があるのだが、この「福箱」はその初代である。
まだベイブレードに人気に火が付く前の時期の製品なので生産量がとても少なく、今は非常に高い価格で取引されている。
今となってはこの福箱を新品で手に入れることはほぼ不可能で、出回っているものは中古品ばかりだ。
私が今回手に入れた物もやはり中古で、ウエイトディスクの塗装が剥げており、前所有者がこれで遊んでいたのが読み取れる。
そんな激レア品なのだけれども、私はこれを手に入れたときは実は大して驚いたり興奮はしなかった。というのも、福箱2000のベイは既に幾つか持っているから。それらについてはまた別の機会に紹介しようと思う。
もう一つのベイ
さて、話はまだ続く。
福箱には、ベイブレードが2個封入されている。三種類のアルティメットドラグーンのいずれかに加えて、サイゾー、フロスティックドランザー、パンプキング、バクシンオウのいずれか一つが入っているのだ。
実は、私が先のアルティメットドラグーンを手に入れた際に、セットでもう一つの方も入手していた。
それでは紹介しよう、これがパンプキング ダークパープルver.だ!
大介ェ…
彼は私達に威厳を誇示するかのごとく、キングの名にふさわしい黄金色の羽衣をまとっていたのだ。
裏面はこんな感じ。前所有者の若さ溢れるクリエイティビティがここにも表れている。
このように全体を金色に塗装されているのだが、ところどころ塗装が剥げて紫色の素肌が見えている。
アルティメットドラグーンの方は状態がわりかし良かっただけに、パンプキングの方は前所有者に愛されすぎていたのが惜しかった。まぁ、前所有者も後にこれらのベイが高い価値を持つことになるとは夢にも思わなかったはずだから仕方ない。
とはいえ、めったに手に入らない福箱のパンプキングだから、何とか塗装を落として本来の姿を鑑賞したいものだ。どなたか塗装の落とし方をご存知の方、どうかご教示くださいm(_ _)m。