、laptop 『20AUS26N00 (ThinkPad L540 シリーズ)』(Windows 7 Professional 32bit) に、回復media を使ってWindows 8.1 Pro 64bit をinstall した。
22日から4回ほど試して今回漸く成功した。
対策と覚悟
hardware 診断を行ったが障害は見つからなかったので、回復media が壊れている蓋然性が高い。しかし未だこのdisc を見捨ててはいない。ダメ元で処理案内の言語に英語を選んで試そうと思っている。これで成功する見込みは殆ど無いが、何もしないよりはマシだろう。
それでもダメならば、自分で作った回復media で回復を試みる。これに記録されているOS は、恐らくWin7 32bit。この回復media を作成する際に失敗を重ねていたので、これが正しく機能するか些か不安だ。
万策尽きた場合は製造元に助けを求めるしか無い。本機の基本保証期間は、と、Win10 無償期限迄は有ったのが幸いだ。
Lenovo 製品の保証制度について色々調べた。回復media の購入は1万円程掛かるそうだが、これは保証範囲内なのだろうか?
WWW でLenovo社の購入後対応について調べたが、それは手薄のようで、悪評が目立つ。これが少し心配だ。
今後1万円程の追加出費を余儀なくされる可能性があるが、それは不遇であると覚悟している。
回復処理を英語にして試す
頃、Product Recovery を英語で進めてみた。
そして今回は全てのdisc の挿入が完了した。但し、例のように進行状況欄に「File not found」が所々に表示されていた。
Windows セットアップの「C:\SWWORK\DOWORK.CMD」の時点で、window が最小化されたので、それを広げて内容を見てみると、
C:\WINDOWS\system32>if exist c:\swwork\fixletr.cmd call c:\swwork\fixletr.cmd
C:\SWWORK\REBOOT.TAG が見つかりませんでした。
C:\SWWORK\REBOOT.TAG が見つかりませんでした。
ファイルが見つかりません
ファイルが見つかりません
ファイルが見つかりません
という部分で止まっていた。嫌な予感をさせる記録だが、HDD の読み書き音は聞こえる。
26日 頃、先に進んで、紫画面になって更新プログラムの適用。
黒の背景に「Windows セットアップ」prompt とcommand prompt が表示され、次の処理を行っている事が示された。
- C:\SWWORK\DOWORK.CMD
- C:\SWWORK\FINISH.CMD
又紫画面。そして再び黒の背景に「Windows セットアップ」prompt とcommand prompt が表示されて次の処理を行っている事が示された。
- C:\SWWORK\DOWORK.CMD
- C:\SWWORK\FINISH.CMD
頃、Norton Internet Security のinstall が始まった。
prompt「Sysprep を実行しています…」が数秒表示。
PC 再起動。
暫く放置していたら、頃だろうか、「地域と言語」の設定画面になっていた。何も変更せず「次へ」を押した。
「ライセンス条項」が表示され、「同意します」を押した。
「ありがとうございます」という項目が表示され、Lenovo ID 登録を要求されたが拒否して「次へ」を押した。
「パーソナル設定」では、色の選択は初期設定の紫から変えず、PC 名だけを変えた。
「オンラインに接続」では、自分が使っているrooter を選び、PIN code を入力。すると「今はインターネットに接続できません。やり直してください。」と表示された。何度試してもこの文言が表示されたが、暫く時間が経つと自動で接続が成功し、「次へ」button が表示された。
「設定」は、初期設定の儘にした。
「Microsoft アカウントへのサインイン」ではMicrosoft account の登録を強要された。
「情報の保護にご協力ください」では、「後で行う」を選んだ。
再起動された。更新プログラムが適用されて、黒の背景に「こんにちは」と表示。次に、背景色が連続的に変わりながら「ストアから新しいアプリをさらに入手できます アプリをインストールしています」という表示。次に「最後の処理をしています アプリをインストールしています」という表示。次に「アプリの準備をしています PC の電源を切らないでください」、次に「あともう少しです PC の電源を切らないでください」、「さあはじめましょう」。
「Windows 10 へのアップグレードをおすすめします」と表示された。選択肢は「アップグレード」と「後でアップグレードする」の二つで、後者を選んだ。
「いつでも都合の良い時にアップグレードできます」で「OK」を押した。
頃、Windows 8.1 のdesktop が表示された。回復処理が成功したようだ。
感想
今まで回復処理に悉く失敗して暗澹たる気分になっていたが、今回無事に成功して安堵した。
まさか回復処理の案内言語を英語にすることで本当に成功するとは思わなかった。そして本件は、Product Recovery の案内言語に不具合がある蓋然性が高いことを示した。
その後、本機の使い勝手を試した。