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avast”RPCサーバーを利用できません” 更新不可・激重

私が使っているlaptop「Lenovo G475」(Win7 Home Premium 64bit)にて、に俄に動作が非常に遅くなった。更に、導入している保安用app「Avast! antivirus」の動作が不安定になった。

この問題は、Avast をuninstall することで解決した。

状況

私は問題発生時にメモ帳を利用して仕事をしていたのだが、急に「Google 日本語入力」が停止して作業ができなくなってしまった。
何事かと思って調べると、Avast シールドも停止していた。
更に、数十分間に渡ってHDD のアクセスランプが点灯し続ける現象が起きており、動作が非常に重い。

Avast User Interface の起動を試みると、HDD のアクセスランプが点灯し続ける現象が数十分続く。但し、HDD の読み書き音は聞こえてこない。その後、window は表示されるが、その中には何も表示されていない。したがってAvast User Interface を利用できないのだ。これは、malware 検査ができないことを意味している。

私はもう一台のPC (Win10 Pro 64bit)にもAvast を導入しているが、こちらは本件のような不具合は発生していない。

原因究明

Avast シールドが停止した原因として最初に疑ったのは、「Internet 接続が切れた」という事だ。何故ならば、本PC ではInternet 接続が予期せず切れる現象が1年以上前から頻発していたからだ。しかし、Internet 接続は切れていなかった。

PC を再起動しても変化なし。

仕方がないので、通知領域に於けるAvast のicon からcontext menu を表示して対策を試みた。
「エンジン及びウイルスの定義」や「プログラム」の更新を試みた。ところがAvast が「RPCサーバーを利用できません」と通知して失敗する。
この「RPCサーバーを利用できません」という文言について調べてみたが、役に立つ情報は無かった。
次に「全てのシールドを有効にする」を試みた。すぐには有効化されなかったが、PC 再起動後に有効化された。

Task Manager を覗いてみても、特に異常は確認できない。

Avast の有効期限が切れているわけではない。

safe mode で起動してAvast User Interface の起動を試みたが、HDD のアクセスランプが長時間点灯し続けた後、window は表示されるが、その中には何も表示されなかった。

シールドの有効化は出来たので、とりあえず更新を行った。「ウイルス定義」は更新できるが、「プログラム」の更新を行うと、「ステップ 3/3 ファイルを抽出中: lodash.js」という時点から数時間待っても進まない。

shutdown しようとしたが、「ログオフしています…」の状態で止まった。例によってHDD のアクセスランプが点灯し続けている。仕方ないので強制終了した。
PC を起動したら、またAvast シールドが停止していた。

「プログラムと機能」からAvast の「Update」や「Repair」を実行すると、「ファイルを抽出中: lodash.js」で止まってしまった。「プログラム」の更新を行った際と同じ現象である。

次にuninstall を試みた。自動作業が中々進まないので、その日は放置して寝た。翌朝のに確認してみると、無事にuninstall 出来ていた。
これにて、PC の「動作が重い」という不具合も解消された。やはり、Avast の不具合が原因だったようだ。

むぎのおすすめWindows用web browser 歴代順位

むぎが発表しているWindows 向けweb browser のおすすめランキングの歴代記録。

 

発表時 1位 2位 3位 4位 5位
1 Pale Moon Firefox Kinza Opera Chrome
2 Pale Moon Firefox Slimjet Opera Ancia
3 Pale Moon Firefox Slimjet Chrome Ancia
4 Firefox Pale Moon Slimjet Chrome Ancia
5 Firefox Slimjet Chrome Pale Moon Ancia
6 Firefox Slimjet Chrome Edge Ancia
7 Firefox Pale Moon Slimjet Chrome Ancia
8 Firefox Pale Moon Kinza Chrome Edge
9 Firefox Pale Moon Kinza Chrome Ancia
10 Pale Moon Firefox Kinza Chrome Ancia
11 Waterfox Kinza Chrome Pale Moon Ancia

各browser の背景色は、そのbrowser が搭載しているHTML rendering engine を示している。夫々の色が示すengine はTridentGeckoBlinkEdgeHTMLGoanna

Windows対応web browser おすすめランキング H2901号

Windows 対応web browser の、世界一マニアックなおすすめランキング。(号 #7)

browser 利用者比

世界に於けるweb browser の利用者比を考察する。情報源はNet Applications の調査

Chrome (56%)は未だに順調に増え続けている。

Firefox (12%)は9月からの増加が続いており、この調子だと増加に転じた9月から半年で比率を倍増させそうだ。

IE (21%)は急激に減り続けている。
IE の利用を辞めた人はEdge ではなくChrome とFirefox に流れ込んでいる様だ。

Edge (5.3%)は横這い。

Opera (1.3%)は横這い。

それでは、本題のbrowser ランキングを紹介しよう。

第5位:Ancia (y-kurimoto)

特徴
  • IE の派生
  • 日本人による個人開発。
  • 知名度が非常に低い。
  • RAM 消費量が少ない。
  • 拡張機能は使えないが、機能は豊富。
  • install が不要。
対応OS XP 以降
HTML RENDERING ENGINE Trident
安全性 ★★★★☆
IE 系。更新頻度は月に1回ほど。
安定性 ★★★★★
試用版ながら不具合は少ない。RAM 消費量が少ない。
機能性 ★★☆☆☆
拡張機能は使えないが、様々な機能が用意されている。

6号連続で5位。創刊以来、日本製がランクインし続けている。
前号の時点ではTwitter 動画の再生が出来なくなっていたが、解決した。

第4位:Chrome (Google 社)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で1位
  • Google が開発
  • Chromium 系
  • 拡張機能を利用可能。
対応OS 7 以降
HTML RENDERING ENGINE Blink
安全性 ★★★★★
Google 製品。安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。Chromium 系なのでRAM 消費量が多い。
機能性 ★★★★☆
Chromeウェブストアが利用出来、拡張性が非常に高い。

前号から順位を一つ下げた。5号連続のランクイン。

※類似品: Vivaldi

第3位:Slimjet (FlashPeak 社)

特徴
  • 知名度が低い。(Linux 系OS では人気)
  • Chromium 系
  • Chrome の拡張機能を利用可能。
  • Chrome の安定性・機能性における弱点を克服している。
HTML rendering engine Blink
対応OS 7 以降
安全性 ★★★★☆
Chromium の版が少し遅れている。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。
Chromium 系なのでRAM 消費量は多いが、RAM 消費解放機能を搭載している。
機能性 ★★★★★
Chrome web store を利用出来、拡張性が非常に高い。
tab の閉じるbutton を消せる。
tab 上の右click でそのtab を閉じる機能を持つ。
新規tab に拡張性の高い「よく見るpage」を表示できる。

※類似品: Kinza

前号から順位を一つ下げた。6号連続でランクイン。
近頃は更新頻度が下がって来ており、次号でランク外になるのは確実な情勢となった。

第2位:Pale Moon (Moonchild)

特徴
  • Firefox の派生で、各OS に最適化されている。
  • 独自のrendering engine 「Goanna」を搭載している。
  • 拡張機能が利用可能。
  • Firefox から無駄な機能を削り、高機能と軽さの両立を実現している。
対応OS Vista 以降
HTML rendering engine Goanna
安全性 ★★★★☆
Firefox の派生で安全性更新の頻度は月に一回程度。
安定性 ★★★★★
不具合が少ない。RAM 消費量が非常に少なく、Firefox 系の中で最少。
機能性 ★★★★☆
Firefox の拡張機能を利用出来、拡張性が高い。但し互換性の無い物も有る。

前号の時点で「Twitter 動画の再生が出来ない」「YouTube の60FPS 動画を再生できない」という欠点を抱えていたが、解消した。これによって、前号では圏外だったが、一気に2位に返り咲いた。
Firefox に先駆けて、WinXP の対応を打ち切った。

第1位:Firefox (Mozilla Foundation)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で3位
  • 14年の歴史がある。
  • 拡張機能が利用可能。
  • 欠点が無い。
対応OS XP 以降
HTML rendering engine Gecko
安全性 ★★★★★
安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。
機能性 ★★★★★
Firefox add-on を利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品: Tor Browser, Cyberfox

本browser は創刊号からランクインし続けて、今回4連覇を果たした。

Firefox 系が創刊号から1位を取り続けている。

Edge は前号では4位だったが、Pale Moon とAncia が前号の時点で抱えていた重大な欠点を解消したことで、相対的に評価が下がって今回は圏外となった。

Kinza が遂にMP4 に対応した。本browser は誕生した当初からこの欠点が有る故に「日本製なのに惜しい」と評されてきた。
Slimjet が次号でランク外となる公算が強まったことで、代わりにKinza がランクインしそうだ。

Pale Moon 27、YouTube 60FPS・Twitter動画再生可に

、私は自分が使っているweb browser「Pale Moon」を27版へ更新した。

27版の変更点

今回の更新は、独自のHTML rendering engine 「Goanna」を搭載した26版から初の大型更新だ。

26版からYouTube の60FPS 動画やTwitter 動画が再生出来ない問題が起きていたが、今回の更新で解消した。
本browser は26版のこれらの問題が原因で「web browser おすすめランキング H2810号」では姿を消していたが、次回からはAncia に代わってランクインする事が濃厚になった。

Windows XP への対応が外された。派生元のFirefox は未だに対応している。

更新時の不具合

更新作業はいつも通りbrowser 上の「Pale Moon について」button から行った。
いつもは更新に失敗することはないのだが、今回は再起動時に
「XML パースエラー: 定義されていない実体が使用されています。 」
というwindow が際限なく増え続け、browser を起動できなくなった。
無限増殖するwindows を手動で逐一閉じて行っても追い付かないので、Task Manager からPale Moon を閉じた。すると全てのwindow を鎮火出来た。
10年以上前にこんなブラクラを食らった経験がある。

その後困ったことに、本browser を起動しようとすると、window「XML パースエラー」が無限増殖して失敗するようになった。
一度本browser をuninstall するしかなさそうだが、その場合、開いていたtab が復元できるのか分からないので不安だ。
そこで公式site から上書きinstall を行った。すると更新に成功した。
今まで開いていたtab も完全に残っていたのだが、page の内容が表示されない。page の更新やbrowser の再起動、OS の再起動を行っても直らない。とは言え、そのtab のURI をコピペして新しいtab で開けば正常にpage を表示できるので大した不具合ではない。

この不具合の原因は、install していた日本語の言語パックがPale Moon 27版との互換性を失っていたことのようだ。
考えてみれば、日本語化しなくても私は本browser を使う上で困らないので、この言語パックをuninstall して今後は使うことにした。

Windows対応web browser おすすめランキング H2810号

Windows 対応web browser の、世界一マニアックなおすすめランキング。(号 #6)

browser 利用者比

世界に於けるweb browser の利用者比を考察する。情報源はNet Applications の調査

Chrome (54%)は過半数を獲得した後も増加傾向は衰えていない。

Firefox (9%)はこれまで減り続けていたが、9月から大幅な増加が見られた。

Opera (1.4%)は、開発元を中国企業が買収する話題が広がってから下がり続けているが、9月に入って増加している。

IE (25%)は急激に減った。Win10 の無償upgrade 期間が終わった事に因ると見られる。

一方でIE の後継ぎたるEdge は5%で、6月時点と殆ど変わっていない。Win10 への無償upgrade 期限が過ぎたにも関わらず増加が見られないという事は、Microsoft 社の戦略「IE 利用者をEdge への乗り換えさせる」は完全に失敗したと云える。
当browser は8月の「Windows Anniversary Update」が行われるまでは、公開から1年が経っているにも関わらず「アルファ版」と位置づけるべき程に未熟だった。8月の更新を経てbrowser としての基本機能を備え、拡張機能の実装も果たした。これによって漸く”人並み”になったと思う。それでも利用者が5%に留まっているという事は、「改善が遅すぎた」という事だろう。

それでは、本題のbrowser ランキングを紹介しよう。

第5位:Ancia (y-kurimoto)

特徴
  • IE の派生
  • 日本人による個人開発。
  • 知名度が非常に低い。
  • RAM 消費量が少ない。
  • 拡張機能は使えないが、機能は豊富。
  • install が不要。
対応OS XP 以降
HTML RENDERING ENGINE Trident
安全性 ★★★★☆
IE 系。更新頻度は月に1回ほど。
安定性 ★★★★★
試用版ながら不具合は少ない。RAM 消費量が少ない。
機能性 ★★☆☆☆
拡張機能は使えないが、様々な機能が用意されている。
Twitter の動画を再生できない。

5号連続で5位。
5位の選定に於いて、Ancia とPale Moon の何方を選ぶかで迚も悩んだ。Ancia は「Twitter 動画を再生できない」「拡張機能が使えない」というPale Moon と似た欠点を持っていた。Ancia を選んだ決め手は、「YouTube の60FPS 動画を再生できる」という点である。
創刊号以来、日本製品がランクインし続けている伝統は何とか維持された。

第4位:Edge (Microsoft 社)

特徴
  • Microsoft 社が開発。
  • 利用者数は世界と日本で4位。
  • tablet 機器で使い易い。
対応OS 10
HTML rendering engine EdgeHTML
安全性 ★★★★☆
Microsoft 社が開発。更新頻度は月に1回程度。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。
機能性 ★★★☆☆
拡張機能が利用可能。(※種類は少ない)
tablet 機器で使い易い。

「Edge」が初のランクイン。
8月の「Windows Anniversary Update」によって漸く常用に耐える程の機能を揃えた。
目玉機能として「Webノート」を実装しているが、これは便利とは特に思わない。こんな物より拡張機能の種類を増やして欲しいところだ。用意された拡張機能の中で使う価値が有る物は、現状ではAdBlock系ぐらいだ。

第3位:Chrome (Google 社)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で1位
  • Google が開発
  • Chromium 系
  • 拡張機能を利用可能。
対応OS 7 以降
HTML RENDERING ENGINE Blink
安全性 ★★★★★
Google 製品。安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。Chromium 系なのでRAM 消費量が多い。
機能性 ★★★★☆
Chromeウェブストアが利用出来、拡張性が非常に高い。

前号から3位を維持。4号連続のランクイン。

第2位:Slimjet (FlashPeak 社)

特徴
  • 平成27年に誕生した新興browser。
  • 知名度が非常に低い。
  • Chromium 系
  • Chrome の拡張機能を利用可能。
  • Chrome の安定性・機能性における弱点を克服している。
HTML RENDERING ENGINE Blink
対応OS 7 以降
安全性 ★★★★☆
Chromium の版が少し遅れている。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。
Chromium 系なのでRAM 消費量は多いが、RAM 消費解放機能を搭載している。
機能性 ★★★★★
Chrome web store を利用出来、拡張性が非常に高い。
H.264 codec 搭載。
tab の閉じるbutton を消せる。
tab 上の右click でそのtab を閉じる機能を持つ。
新規tab に拡張性の高い「よく見るpage」を表示できる。

※類似品: Vivaldi, Brave, Kinza

前号に続き2位を維持。5号連続でランクイン。
本browser は前号で紹介した時点では、「NPAPI 対応」「Windows XP, Vista 対応」というChromium 系としては独自の特徴を持っていた。しかし12版への更新に伴いこれらの特徴を失った。
近頃は更新頻度が下がっており、安全性評価はギリギリで「4」を維持した。これ以上に更新頻度が下がるならば、次号でランキングから姿を消す恐れがある。

第1位:Firefox (Mozilla Foundation)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で3位
  • 14年の歴史がある。
  • 拡張機能が利用可能。
  • 特筆すべき欠点が無い。
対応OS XP 以降
HTML RENDERING ENGINE Gecko
安全性 ★★★★★
安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。
機能性 ★★★★★
Firefox add-on を利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品: Tor Browser, Waterfox, Cyberfox, CLIQZ

本browser は創刊号からランクインし続けて、今回3連覇を果たした。

順位決定の難しさについては、1~3位は簡単だったが、4~5位については難航した。
ランキングの変動は、前号の4位・Pale Moon がEdge に置き換わった事だけだ。これによってランキング上のbrowser のHTML rendering engine の種類が四つになったが、この数は創刊号以来単独最多である。
Firefox 系が創刊号から1位を取り続けている。

Pale Moon は創刊から前号までの5回全てでランクインしていた。本browser は創刊号から3連覇を果たした後、次第に順位を落とし、今回遂にランク外になった。
ランク外に至った理由は、「YouTube の60FPS 動画を再生できない」「Twitter 動画を再生できない」「拡張機能”NoScript”のbutton がtoolbar に表示されない」という機能面での問題である。但し安全性・安定性の高さは健在であり、今後の機能性の改良次第では復活を果たす可能性を持っている。

「Vivaldi」は一部の人々から絶賛されているが、その評価は過大であり、実際の性能はEdge と同等である。Vivaldi とEdge は同時期に誕生したbrowser であり、これから何方が優ってゆくか楽しみだ。
Vivaldi が今回ランクインしなかったのは、Slimjet やChrome に勝る点が無かった為だ。

QtWebEngineProcess.exeの正体 Win10 ThinkPad L540

、laptop「ThinkPad L540」を起動した際にTask Manager の項目「プロセス」を見ていたところ、「QtWebEngineProcess.exe」というprocess が存在した。これを確認したのは初めてだ。当process は暫く経つと消えた。

この名前を見て真っ先に思い浮かんだのが、web browser「QtWeb」である。しかし本機に本browser はinstall していない。
それではこのprocess の正体は何か?

FreeFixer の記事に拠ると、Dropbox をinstall しているとQtWebEngineProcess.exe が動くらしい。
私はDropbox をinstall した憶えはないが、OS のupgrade 時に「Windows Store 向けapp」としてinstall されたのかもしれないと思った。そこで「設定 ∋ アプリと機能」からDropbox を探したが、無かった。

当process が起動した原因として「Windows Store 向けapp が起動している」と予想した。
そこで、不要なWindows Store 向けapp を幾つかuninstall した。

uninstall したWindows Store 向けapp

Microsoft 社製のapp にはuninstall できないものがあると初めて知った。

後から「当process のfile の場所を調べておけば良かった」と思った。

当process が起動していた際、「Lenovo Solution Center」が自動で起動し、hardware の検査が行われていた。「これが原因でQtWebEngineProcess.exe が起動したのではないか」と少し思った。
更に調べて、C:\Program Files\Lenovo\Lenovo Solution Center に「QtWebEngineProcess.exe」が置かれている事が分かった。
これにより、Lenovo Solution Center が原因と分かった。

Lenovo G475、1回起動せずonline storage”MEGA”導入

、私が使っているlaptop「Lenovo G475」に重大な不具合が起きたことを受けて、online storage ”MEGA”を導入してPC 内資料の同期を行った。

G475 が起動しない

11日夜、G475 がsleep 状態になっていたので任意のkey を押したのだが、何の反応もなかった。電源button を短めに押してみたが変わらない。
仕方ないので電源button 長押しで強制的に電源を切った。

この問題が起きる数日前からPC の調子が悪かったので、起動する前に次の作業を行った。

  • 吸気口・排気口の掃除。排気口の掃除は半年振りで、埃が結構な量溜まっていた。
  • PC から蓄電池を一度外した。静電気対策。

そして電源button を押して起動を試みたのだが起動しない。何度試しても、電源が入っていることを示す照明は点灯しているがHDD の読み書きを示す照明が全く点灯せず、起動しない。

このPC は5年間使い続けているので「遂に寿命を迎えたか」と思った。

PC 内の重要な資料は既にGoogle Drive で同期していたので他のPC からも利用できるが、次のような情報は未だ同期していなかった。

  • 重要度の低い資料
  • web browser のお気に入り
  • web browser で開いているtab

これらは重要ではないにしても、失うと困る物だ。
諦めずに電源plug を差し直してみたところ、幸いにも起動できた
肝を冷やす事件だった。

online storage ”MEGA”導入

この事件を機に、私は本機を末期であると悟り、PC 内のGoogle Drive で同期していない資料を急いで保全することにした。
これら全てを同期するとなると、既に保有しているGoogle Drive の容量では足りない。かと言って、そのGoogle Drive に金を払って容量を増やすのは嫌だ。
ということで、新たにonline storage のaccount を作ることにした。

世の中には様々なonline storage が存在するが、私の条件は「無料」「信頼性が高い」「容量が大きい」。

候補
名称 容量 信頼性
Google Drive 15GB 運営者はGoogle社なので、非常に高い。
MEGA 50GB
  • 前身の「MEGAUPLOAD」は突然閉鎖した。
  • 転送は暗号化されている。

Google Drive を採用する場合は、新規にaccount を取得することになるが、PC に2つのGoogle Drive を同時に常駐させることは出来ない。つまり、全体のdata を同期させるにはaccount を切り替えることが必要なのだ。
これは非常に面倒だ。

したがって、「MEGA」を採用した
前身の「MEGAUPLOAD」は著作権侵害の温床となっていて、これが原因で米政府に因り閉鎖された。閉鎖は前触れ無く行われて、著作権侵害でないfile すらも持ち主は手が届かなくなってしまった。
この様な経緯がある為、MEGA にも「突然閉鎖するかもしれない」という若干の不安がある。但し私の場合は、自分のPC と同期を行っているのでfile を喪失する虞はないだろう。

MEGA で同期

MEGA sync を本機にinstall して同期を始めた。
upload 速度は、調子の良い時は 200KB/s 程だが、長時間に渡って転送が全く行われないという事が幾度か有り、同期が完了するまでに数日掛かった。

14日昼に本機を確認すると、次のような状態になっていた。

  • MEGA のfile のupload が途中で止まっている。
  • Google Drive のWWW 接続が切れている。
  • Task Manager が起動しない。
  • 「スタート」∋「シャットダウン」右の三角印を押しても何も表示されない。

shutdown しようにも出来ない状態で非常に困った。その内にpointer も動かなくなって、仕方なく電源button 長押しで強制的に電源を切った。
やはり2日間も起動し続けていると良くないようだ。毎日shutdown した方が好いかもしれない。これについては「二度と起動できなくなるかもしれない」という不安があるが、hung-up してから強制的に電源を切るよりはマシだろう。
そして起動するために電源button を押した。起動するか不安だったが、成功した。
ところがweb browser を起動した所、hung-up してしまった。
また電源を切り、起動させたのだが、お馴染みの「lenovo」印が表示される迄の真っ黒な画面の表示時間がいつもより長く、またしても肝を冷やした。
しかし結局は正しく起動できた。

ThinkPad L540 Win10 Pro 1周年更新後、不要app削除

、私はlaptop 『Lenovo 20AUS26N00 (ThinkPad L540系)』(Windows 10 Pro 64bit)から、不要なapp を削除した。
中には削除できないものも有った。

この作業は、5日にWindows Anniversary Update を適用した後にPC が不安定になった事を受けて、安定化を図って行った。

uninstall したapp

uninstall したapp
  • Lenovo SHAREit (Win8.1, Win10 install 時の2つが入っていたので、両方uninstall した)
  • Lenovo Auto Scroll Utility
  • Pale Moon 26.3.2 (26.3.3 と両方入っていた)
  • Candy Crush Soda Saga

Anniversary Update 後に起こった不具合について調べている中で、「ThinkVantage Password Manager」はWin10 に対応していないことを偶然知った。
そこで、これをuninstall した。

これを機に、Win10 非対応のapp を探し始めた。

消えぬ”Disable AMT Pop-up”

「プログラムと機能」にて、「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up for Windows XP/Vista/7/8」という物が在った。
「インストール日」は5日と記されているが、私はinstall した憶えはない。
記載されているのは「インストール日」と「バージョン」だけで、他のapp の殆どは記載している「発行元」や「サイズ」の情報はない。

uninstall 出来ない!

このsoftware の機能は、名前から察すると「AMT Profile Synchronization のpop-up を抑え込む」様で、悪いsoftware ではなさそうだ。…但しAMT が何なのかは判らない。
しかしながら、公開された情報が少なすぎて怪しいし、Windows 10 には対応していない様なので、uninstall することにした。
その前にWWW でこのsoftware について軽く調べた。不思議にも日本語の情報は全く無く、英語の情報に頼った。そして、Lenovo 社の掲示板にて「このsoftware はuninstall 出来ない」という情報を得た。
まさかと思いつつ「プログラムと機能」からuninstall 作業を行った。その後PC 再起動を求められたので再起動した。この再起動に随分時間が掛かった。
そしてuninstall が成功しているか確認するために「プログラムと機能」を再び眺めたのだが、「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up for Windows XP/Vista/7/8」は残っていたのだ!

気味が悪いので詳しく調べることにした。

本software の正体

WWW で本software について詳しく調べた。

本software の名前に有る「AMT」とは、Intel AMT を指している様だ。
Intel AMT は、PC に搭載されたIntel 製CPU のvPro 技術を必要とする。しかし、当方のCPU 「Celeron 2950M」はvPro に対応していない。実はL540 系には、製品に依ってvPro に対応している物としていない物が有る。

本software の発行元を探したが、見つからなかった。代わりに、Lenovo 社が配布するAMTポップアップ ウィンドウ パッチ(Registry Patch to Disable AMT Profile Synchronization Pop-up)を発見した。
software 名が酷似しているので、発行元はLenovo 社である蓋然性が高い。

それでは、本software の機能は何か?
「AMTポップアップ ウィンドウ パッチ」のReadme.txt に於ける機能の説明: 「このプログラムにより、ワイヤレスLANのプロファイルに対してインテル AMTへの同期を要求するメッセージが頻繁に表示されるのを防止することができます。
「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up」の機能も、恐らくこの説明の通りであろう。
AMT Profile Synchronization Pop-up の画像

本software はどうのような方法でinstall されたのだろうか?
本software を正規配布していると思われるsite は見つからず、見つかったのはLenovo 社の”Registry Patch”のみだった。
install 日が5日になっているので、私がその日に行ったWindows Annicersary Update を適用した事が関係しているかも知れない。

本software が必要か不要かは分からないが、悪さはしなさそうなので放っておく事にした。

WordPress RWD themeにガラケー用表示plug-inは不要か

私は、Xdomain 上でWordPress を用いて運営しているblog「むぎの手記」について、ガラケーからの訪問に対してそれに最適化された体裁を表示させるplug-in の導入を検討した。

検討を始めた背景

私は「むぎの手記」をからSiteMix 上で運営していた。theme には「Twenty Ten」を採用していた。また、ガラケーに於ける表示を最適化させる為にplug-in 「Ktai Style」を導入していた。

にこのsite に於いて、theme をinstall 出来なくなる等の重大な障害が発生した。しかもこの問題は復旧が極めて困難なものであり、今後新たにtheme をinstall することを出来なくなった。
その後WWW 業界では、Resposive Web Design(RWD) が普及したが、むぎの手記はこの潮流に乗り遅れる事態となった。

そして、そのsite がserver 障害に因り表示できなくなった。この問題が長期化すると直感した私は、むぎの手記をXdomain 上に避難して運営することにした。
theme にはRWD の 「Twenty Thirteen」を採用した。

RWD 対応theme には不要?

Xdomain 上のむぎの手記に於いても、ガラケーに於ける表示を最適化させる為に「Ktai Style」を導入する事を考えた。

「Twenty Thirteen」が体裁の自動最適化をできる端末の対象としてPC とスマホが有るのは判明しているが、ガラケーもその対象であるかは分からない。私はガラケーを持っていないので確認もできない。
そこで、次の方法でガラケーでTwenty Thirteen を表示させた際の体裁を確認した。

結果、smartphone で表示した時と同じ体裁で表示される事を確認した。どうやらRWD のtheme はガラケーに対しても最適化が可能で、ガラケー表示最適化用のplug-in を導入する必要ないのかもしれない。

Windows対応web browser おすすめランキング H2807号

世界中のWindows (Vista ~10)対応web browser から、お薦めの物を5つ選び、ランキングにした。

まずは、6月時点での各browser 利用者比について考えてみる。

6月時点のbrowser 利用者比

Net Applications の調査に拠ると、Chrome (49%)が増加、IE (32%)とFirefox (8.0%)が減っている。Opera (1.6%)は、開発元を中国企業が買収する話題が広がって以来、下がり続けている。
Chrome は、第三世代の覇権者の地位を確固たるものにしつつある。

IE が下がるのは分かるが、Firefox も下がり続けているのは解せない。

Win10 でのみ使えるEdge は5%。増加傾向ではあるもののIE と比べると遥かに少ない。OS 使用者比でWin10 が今は2割程なので、Win10 利用者の内でのEdge 使用者比は2割程となる。Windows 7、8.1 を10 にupgrade する際にIE からEdge に移行させるMicrosoft社の戦略はどうやら失敗している様で、MS社が失った分をChrome が吸い上げているようだ。
Windows 7、8.1 利用者の10 へのupgrade が余り進んでいないことも有って、Edge がChrome の対抗馬になるのは暫くは有り得ない。

それでは、本題のbrowser ランキングを紹介しよう。

第5位:Ancia (y-kurimoto)

特徴
  • IE の派生
  • 日本人による個人開発で、更新は活発。
  • 知名度が非常に低い。
  • RAM 消費量がとても少ない。
  • 拡張機能は使えないが、機能は豊富。
対応OS XP 以上
RENDERING ENGINE Trident
安全性 ★★★★☆
IE 系で、更新頻度は月に数回。
安定性 ★★★★★
試用版ながら不具合は少ない。RAM 消費量がとても少ない。
機能性 ★★☆☆☆
拡張機能は使えないが、様々な機能が用意されている。

第4位:Pale Moon (Moonchild)

特徴
  • Firefox の派生で、各OS に最適化されている。
  • 独自のrendering engine 「Goanna」を搭載している。
  • 拡張機能が利用可能。
  • Firefox から無駄な機能を削り、高機能と軽さの両立を実現している。
対応OS XP 以上
HTML rendering engine Goanna
安全性 ★★★★☆
Firefox の派生で安全性更新の頻度は月に一回程度。
安定性 ★★★★★
不具合が少ない。RAM 消費量が非常に少なく、Firefox 系の中で最少。
機能性 ★★★☆☆
Firefox の拡張機能を利用出来、拡張性が高い。但し互換性の無い物も有る。
YouTube の60FPS 動画を再生できない。

※類似品にWaterfox 等が存在する。

第3位:Chrome (Google Inc.)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で1位
  • Google が開発
  • Chromium の派生
  • 拡張機能を利用可能。
対応OS 7 以上
RENDERING ENGINE Blink
安全性 ★★★★★
Google 製品なので、信頼性は高い。安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。Chromium 系なのでRAM 消費量がかなり多い。
機能性 ★★★★☆
Chromeウェブストアが利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品にVivaldi 等が存在する。

第2位:Slimjet (FlashPeak Inc.)

特徴
  • 平成27年に誕生した新興browser。
  • 知名度が低い。
  • Chromium の派生
  • Windows XP, Vista にも対応
  • Java, NPAPI 対応
  • Chrome の拡張機能を利用可能。
  • 多機能
RENDERING ENGINE Blink
対応OS XP 以上
安全性 ★★★★☆
Chromium の版が少し遅れている。
安定性 ★★★☆☆
不具合が少ない。
Chromium 系なのでRAM 消費量は多いが、RAM 消費解放機能を搭載している。
機能性 ★★★★★
Java やNPAPI に対応。
「中国の動画サイトは中国のプロキシを経由してアクセスする」機能がある。
Chrome web store を利用出来、拡張性が非常に高い。
H.264 codec 搭載

※類似品にKinza、Iron が存在する。

第1位:Firefox (Mozilla Foundation)

特徴
  • 利用者数は世界と日本で3位
  • 14年の歴史がある。
  • 複数OS 対応
  • 拡張機能が利用可能。
  • 特筆すべき欠点が無い。
対応OS XP 以上
RENDERING ENGINE Gecko
安全性 ★★★★★
安全性更新の頻度は月に数回。
安定性 ★★★★☆
不具合が少ない。RAM 消費量も少ない。
機能性 ★★★★★
Firefox add-on を利用出来、拡張性が非常に高い。

※類似品にCyberfox等が存在する。

Firefox が2連覇。
五傑入りしたbrowser の種類は、前号から変わっていない。但し順位に変動が有り、Pale Moon が前号の2位から4位に転落して、代わりにSlimjet とChrome が夫々一つ順位を上げた。

近頃はSlimjet が注目を浴び始めている。このbrowser が全くの無名だった1年前からお薦めしている私としては、嬉しい流れだ。

Pale Moon が順位を下げた理由は、拡張機能「NoScript」をinstall した際に「tool bar にbutton が表示されない」という不具合が生じることが判明したからだ。
この不具合を発見した切っ掛けは、私が3月にlaptop「ThinkPad L540」を購入して使い始めた事だ。このPC のOS はWin7 Proffesional 32bit で、後にWin8.1 Pro 64bit を新規install して、更にその後にWin10 Pro 64bit にupgrade した。この3つのOS 全てでこの不具合が発生した。32bit 版と64bit 版のbrowser の両方で生じる。ちなみに、先代機(Win7 Home)ではこの不具合は出ていない。不具合の原因は判っていない。
NoScript button はtool bar に無くてもcontext menu に出るので使えないわけではないが、機能性の評価が前号より一つ下がった。

Vivaldi はkeyboard shortcut「Ctrl +」の不具合が未だに直っていない為に実用性が無い。

Edge は拡張機能の実装がそろそろ行われる予定なので次号でランクインする可能性がある。