「社会」カテゴリーアーカイブ

マックスバリュのトップバリュブランドの食品が安くて旨い件

2018-08-22、マックスバリュで、トップバリュブランドのラーメンを見つけた。日清カップヌードルの露骨なパクリとかもあるのだが、どれも一般的な商品の2/3ほどの値段と、とても安い。
それでいて、3種類食べてみたが味は十分だった。ラーメン食うときはここで買おうっと。

そういえば、マックスバリュでは飲料にもトップバリュブランドの物があり、それらもやはり他の競合商品より安い。やはり自社ブランドだから安く提供出来るのだろうね。

20世紀から世界で進む”自己愛型社会”の傾向 背景・対策

20世紀頃から、世界中の社会で「構成員が社会への従属より自身の自己愛を満たすことを重視する」という傾向が進んでいる。
その一つの証拠として、日本や米国で自己愛性人格障害者が有意に増えている事が分かっている。
この様な社会を岡田尊司(精神科医)は「自己愛型社会」と称した。

自己愛型社会の傾向は、構成員の自己中心性によりその社会を破綻に追い込む恐れがある。この傾向の背景とその対策について考える。

背景の考察

自由主義の普及
他者との交流の回避が可能になる

  • ”過剰な自己愛”への脅威に対する逃避傾向が強まる
  • 共感的交流の不足
Internet の普及
現実での他者との交流の機会が減る

  • ”過剰な自己愛”への脅威に対する逃避傾向が強まる
  • 共感的交流の不足
強い自己愛的共依存が可能になる
少子化
過保護の進行
核家族化
親との接触の減少

  • 共感的交流の不足
離婚の増加
親との接触の減少

  • 共感的交流の不足
共働きの増加
大人との接触の減少

  • 共感的交流の不足
交通基盤の発達
定住の減少

  • 長期的な人間関係の減少
    • 共感的交流の不足
防犯体制の強化
地域社会との交流の減少

  • 共感的交流の不足

共感的交流の不足は次の様な影響を及ぼす。

  • 自己肯定感の未発達
  • libido 転換の未発達

自己愛型社会への対策

自由主義は、経済政策としては社会を豊かにする事は歴史が証明しているので望ましいと言える。
但し、人同士の結びつきを弱める「個人主義」には歯止めをかけたほうが良いだろう。

自己愛型社会の背景の中でも、internet の普及は、その社会の構成員の自己中心性を著しく高めている。
人格形成の発達過程にある児童期は、internet の利用を制限した方がいいと思う。
但し、internet 環境は学習効率の著しい向上に寄与するものであるので、それ自体を子供から奪うのは望ましいとはいえない。健全な対人関係の中で成長していく事を促す為に、internet 上のSNS やchat の様なコミュニケーション・ツールの利用を制限すると良い。

CAPSULE(中田ヤスタカ・こしじまとしこ)のFranceでの人気

CAPSULE は日本だけでなく世界中で人気がある。私もCAPSULE が好きで、またその曲について外国人がどう思っているか気になるので、YouTube 上で英語の感想文を英語の勉強も兼ねて屡々読んでいる。

その中で気付いた事は、「space station No.9」、「Music Controller」、「GO! GO! Fine Day」の感想文にはヤタラとFrance 語が多い事だ。
彼らの発言を読んでみると、どうやらAntoine Daniel という人が影響を与えているらしい。
そこで彼について調べてみた。彼は日本では全くの無名の様で、日本語のwebsite の中で彼に言及している物は殆ど無かった。Wikipedia 英語版の記事を読むと、彼はFrance で有名なYoutuber で、他人が作った映像を面白おかしくイジる「What the Cut!?」というseries が高い人気を持っているらしい。

そして私は彼の動画群のどれにCAPSULE の曲が紹介されているのかを調べることにした。すると、Antoine 氏は動画内で使用した曲は動画説明欄に律儀に掲載していたので私の作業は楽だった。

「What the Cut!?」series では「space station No.9」を毎回のようにBGM として流していた。「Happy Life Generator」が流れることも有るようだ。
WHAT THE CUT #30 – BALLONS, TANGO ET UN CONCERTでは、「Music Controller」が携帯電話の着信音として流れる。
WHAT THE CUT A 2 ANS !では、「Eternity」が流れる。
Daniel 氏はCAPSULE を迚も気に入っているようだ。

Daniel 氏が気に入っているのはCAPSULE だけではなく、日本の文化についても同様の様で、WHAT THE CUT – SPECIAL JAPANESE VIDEOSでは様々な日本産の奇妙な映像を紹介している。

ゆうちょ銀行用語集 口座の種類・振替と振込と払込・送金方法

ゆうちょ銀行は、一般的な銀行と比べると独特の用語が多い。そこで、ゆうちょ銀行を利用する上で混乱を避ける為に用語集を作った。

口座の種類

振替口座
法人・事業者向けの口座。記号・番号の記号の先頭が「0」。
総合口座
一般人向けの口座。記号・番号の記号の先頭が「1」。

振込と振替と払込

振替
送金人のゆうちょ口座から受取人のゆうちょ口座に送金する。
振込
他行口座からゆうちょ口座への送金、またはゆうちょ口座から他行口座への送金。
払込
受取人のゆうちょ口座へ、送金を現金で行う。

送金方法

通常振替
送金人のゆうちょ口座から受取人のゆうちょ口座に書類を用いて送金する。今は電信振替に一本化された為に存在しない。
電信振替
送金人のゆうちょ口座から受取人のゆうちょ口座に即時に送金する。受取人の口座が振替口座の場合はATM の利用が不可。
通常払込み
受取人の振替口座へ、送金を現金で行う。送金人がゆうちょ口座を持っていなくても可能。
電信払込み
受取人の総合口座または振替口座へ、送金を現金で行う。送金人がゆうちょ口座を持っていなくても可能。ATM での利用は不可。
自動払込み
事前の申し込みにより、受取人の総合口座または振替口座へ送金を継続して自動的に行う。

障害を再定義するAI:山田肇『AIは障害者を排除し包摂する』

山田肇氏の記事『AIは障害者を排除し包摂する』を読んだ。
この記事は人工知能を使った機械が障害者へ及ぼす影響について述べられている。

その記事の中で、複数の障害を持ち読み書きもできないため今までコンピュータを使用していなかった男性が、スマートスピーカーでネットにアクセスできるようになり、知識の海にたどり着いたと紹介されている。
読み書きが出来ないということは、視覚障害と身体障害を持っていると推察するが、そんな重度障害者の、活動の幅を著しく広げる人工知能機器の力には驚かされる。

そして私は、「人工知能は障害者と社会の関係を大きく変える」と考えついた。
障害というのは、「障害か、個性か」という屡々なされる議論が提示するように、人や社会基盤がうまく対応すれば、その障害は個性と呼べるものになる。つまり障害とは、「社会環境への相対的な評価」なのだ。
山田氏の記事で紹介された様な人工知能機器が、技術の成熟と価格の低下が進んで誰もが持つ普遍的な道具となれば、それは社会基盤の一つとなる。障害者にとってそんな社会は、障害の無い世界として映るだろう。そうなれば彼はもはや障害者ではない。
人工知能技術は、それだけで障害の全てを包摂出来る訳ではないが、その技術は将来、障害の定義を変える事になるたろう。

H29年(第48回)衆院選告示 各党の公約の考察・投票先の吟味

平成29年(第48回)衆議院議員総選挙

各党の公約を考察して、投票先を吟味する。

希望党の公約

希望の党が「12のゼロ」と称して無根拠な目標を並べているのは酷い。第45回衆院選の際の民主党の様だ。
自由主義勢力は利権を開放することを目指しているので、業界、労組、公務員に因る票田を手に入れることは出来ない。そこで大衆の支持に頼ることになる。それ故に大衆迎合の公約を掲げる傾向が有るので多少の大衆迎合的公約は大目に見た方が良いのだろうが、これは流石に酷い。
この党は、実務能力が未知数であり、候補者の大半が民進党出身者なので与党になるには頼りない。この党に投票するぐらいならば、上位互換の維新会に投票した方がいい。

社会保障政策

社会保障については、消費税率の引き上げが争点となっている。
増税を遂行するのは当然で、加えて社会保障の大幅縮小や「負の所得税」導入が必要だが、自公は既得権益者の反発を恐れて抜本的改革を掲げていない。
その他の政党が公約する「増税の凍結」は論外だ。

この抜本的改革に関しては、希望の党が「basic income の導入」を掲げているのが目を引く。小池氏は経済的自由主義者なので本気だろうし、この党が単なる大衆迎合政党という訳ではない事を現している。この点は期待できるが、その制度設計は甚だ未熟の様だ。

敗戦cult 系の政党

共産党、社民党、立憲民主党といった敗戦cult 勢力は反日社会主義なので、私の選択肢には最初から入っていない。したがって詳しく批判する事も無い。
立憲民主党は敗戦cult だが、liberal に偽装した公約を掲げている。

自分の投票先

選択肢は限られており、選択肢は「自民党」「維新の会」「日本のこころ」ぐらいだ。
小選挙区は選択肢が限られているので選びやすい。
比例代表は難しい。「日本のこころ」は九州地区には候補を出していないので、自民党と維新会のどちらかを選ぶことになる。
私は愛国自由主義を志向するので考えは維新会に近いが、維新の公約には無責任な物も含まれているので悩ましい。

立憲民主党誕生で敗戦cultのliberal偽装が話題 第48回衆院選

第48回衆議院議員総選挙
衆院解散後、民進党が希望党に吸収される事になったのだが、小池氏が民進党員を選別したことで弾かれた人々が現れた。その一部がに「立憲民主党」を結成した。

これを受けて、「アゴラ 言論プラットフォーム」では、立憲民主党について「彼らは立憲主義やリベラルを標榜しているが、それは偽装だ。」という議論が盛んになった。

八幡和郎
立憲民主党は恥知らずな“偽リベラル”の巣窟
リベラルが極左の隠れ蓑になるまでの残念な歴史
池田信夫
「立憲主義」という欺瞞の終わり
篠田英朗
排除されたのはリベラル派でなく、冷戦時代からの改憲反対派では
立憲民主党・枝野幸男代表の「リベラル保守」主義について

私はこういった「偽リベラル勢力」について自分なりに研究して、彼らを勝手に「敗戦カルト」と呼んでいた。

私はこの「アゴラ」を迚も尊敬しているのだが、そこでは執筆陣の一部が屡々敗戦カルトを「リベラル」と呼んでおり、私は「彼らはリベラルじゃないのに」といつも不満に思っていた。

或る勢力の呼び名なんて何でも良いと感じる人も多いだろうが、日本の敗戦カルト勢力が「リベラル」を自称してきたことは、大東亜戦争終結以来の我が国に於ける政治問題の核心であり、この議論がより深まることを望む。

H29年(第48回)衆院選 各政党の傾向 立憲民主結成 10-04

第48回衆議院議員総選挙

衆院解散後、民進党が希望党に吸収される事になったのだが、小池氏が民進党員を選別したことで弾かれた人々が現れた。彼らが今後どの様に行動するかが明らかになっていなかったが、にその一部が「立憲民主党」を結成し、選挙に強い人々は党籍を残して無所属で出馬することになった。

今回の選挙に於いて今後はもう新党結成や合流の動きは無いだろう。漸く本選挙の勢力図が確定した訳だ。
そこで、各政党の政治方針を「愛国-反日」と「社会主義-自由主義」という二つの主な要素で表した。

民進党と自由党は公認候補を出さない方針だが、党籍は残して出馬する人も居るので、選挙人が投票先を選ぶ際の参考としてそれらの政党も扱った。

主な政党の政治方針
社会主義←→自由主義
愛国


反日
こころ 自民党 維新会
新大地 希望党 幸福党
民進党 公明党
立民党 自由党
共産党 社民党

今回の選挙の最大の特徴は、自公という「愛国・社会主義」と希望・維新という「愛国・自由主義」の対決となる点だ。
第2次世界大戦終結以来、我が国は「愛国・社会主義」と「反日・社会主義」の対決だったが、その軸が転換したのだ。この事は、「この選挙が我が国にとって極めて大きな節目である」という事を示している。

都民ファーストの会 音喜多駿・上田令子、離党へ…小池らに反発

、東京都議会の政党「都民ファーストの会」に所属する音喜多駿氏と上田令子氏が離党の意向を示した。

私がこの情報を初めて受け取ったのはNHK ニュース7に於いてだった。その報道で最初に「音喜多氏と上田氏が離党の意向」と話したのを聴いて、私は「希望の党に出馬するのか?」と思った。しかしその後、その理由について「小池知事の政治姿勢に疑問を持った」と聴いて驚いた。

私は「アゴラ 言論プラットフォーム」の愛読者であり、音喜多氏はそのアゴラに頻りに寄稿していた。それ故に私は彼の主張を知る機会が多かったのだが、アゴラでは彼は小池氏について擁護を貫いてきた。その擁護は、時には詭弁を弄する程であり、彼は小池氏の忠実な支持者だったのだ。
それだけに今回の突然の離党はとても驚いた。

彼らが離党の方向を示しただけでも驚きだが、それが衆院選告示を直前に控えたこの時期である。小池氏を都知事就任前から支援してきた人が謀反を起こしたことは、報道の方向性にも依るが希望の党の選挙戦への打撃はかなり大きいだろう。

彼らは、離党表明をするのに告示直前という時期を選んだ事に何か特別な意図を持っているのだろうか?離党表明をするのは選挙後でも遅くはなさそうだし、自身の行動が希望の党の選挙戦に大きな悪影響を与える事ぐらい容易に想像付く筈だ。意図があるとすれば、次のような事を予定していると考えられる。

  • 新党を立ち上げる
  • 日本維新の会に入党する

因みに、自民党への入党は、音喜多氏は今まで自民党を陰湿な手法も含めて散々攻撃してきたので、有り得ない。

都民ファーストの会というのは、我々国民が思っている以上に息苦しい組織なのだろうか?
私は希望の党が公認候補として民進党出身者を全体の過半数とした事に失望したが、彼らも同じ思いなのかもしれない。

都民会の主要な議員が離党したことで、希望の党が今回の選挙で失敗すれば、都民会で離党ドミノが起きる可能性もある。そうなれば、小池氏は国政進出どころか都知事の座も危うくなる。
それに因って、維新の会が東京で勢力を拡大するという筋書きも考え得る。

私が彼らの離党を支持するかというと、彼らが離党する真意が未だ分からないので未だ評価できない。

H29年(第48回)衆院選 希望の党(小池)・立憲民主党 考察 10-02

第48回衆議院議員総選挙
小池百合子氏が率いる「希望の党」に関わる動きについての時点での考察。

公認候補に於ける民進党出身者の割合について、私は「2割に抑えるべき。それ以上は野合だ。」と考えていたが、何と2/3が民進党出身者で占められる様だ。ここ迄来ると野合というか、「民進党が衣替えしただけ」である。これを機に、私はこの政党に失望した。
希望党の公認候補者の数は、私の予想通りに衆院の過半数規模になる様だ。所望の人数を満たすために民進党員を大量に受け入れる訳だが、こんな事をしても、抑々衆院定数の半分の議席を得ることは無理だろうし、国民に「民進党が衣替えしただけ」と見抜かれて却って当選者数を減らしそうだ。

小沢一郎・生活の党代表の希望党への合流の是非について、両方の情報が存在している。
嘉田由紀子氏に対して「党首経験者は入党させない」という条件を示して断った。それならば、小沢氏も党首経験者なので当然受け入れない筈だ。

希望党への合流を諦めた民進党議員が「立憲民主党」を結党した。党名発表時はlogotype も公開した。
この党名は民主党がに党名を変更した際の没案だ。この度発表されたlogotype は、恐らくに候補として作ったものだろう。
党名を考える際に、「せっかく作った”立憲民主党”のlogotype を活用しよう」と彼らは考えたのではないだろうか。そうであれば、党名がこれになったのも必然性がある。
それにしても、「改憲阻止」という反立憲主義・反民主主義の立場を取る政党が立憲主義・民主主義を標榜するとは悪い冗談だ。そして相変わらず「安倍政権を倒す」という憎悪のみの動機で活動している。
社民党と思想に違いは無いのだからその党と合流すればよいと思う。何れにせよ、こういった勢力は今回の選挙でも泡沫政党という結果に終わるだろう。