H29年(第48回)衆院選告示 各党の公約の考察・投票先の吟味

平成29年(第48回)衆議院議員総選挙

各党の公約を考察して、投票先を吟味する。

希望党の公約

希望の党が「12のゼロ」と称して無根拠な目標を並べているのは酷い。第45回衆院選の際の民主党の様だ。
自由主義勢力は利権を開放することを目指しているので、業界、労組、公務員に因る票田を手に入れることは出来ない。そこで大衆の支持に頼ることになる。それ故に大衆迎合の公約を掲げる傾向が有るので多少の大衆迎合的公約は大目に見た方が良いのだろうが、これは流石に酷い。
この党は、実務能力が未知数であり、候補者の大半が民進党出身者なので与党になるには頼りない。この党に投票するぐらいならば、上位互換の維新会に投票した方がいい。

社会保障政策

社会保障については、消費税率の引き上げが争点となっている。
増税を遂行するのは当然で、加えて社会保障の大幅縮小や「負の所得税」導入が必要だが、自公は既得権益者の反発を恐れて抜本的改革を掲げていない。
その他の政党が公約する「増税の凍結」は論外だ。

この抜本的改革に関しては、希望の党が「basic income の導入」を掲げているのが目を引く。小池氏は経済的自由主義者なので本気だろうし、この党が単なる大衆迎合政党という訳ではない事を現している。この点は期待できるが、その制度設計は甚だ未熟の様だ。

敗戦cult 系の政党

共産党、社民党、立憲民主党といった敗戦cult 勢力は反日社会主義なので、私の選択肢には最初から入っていない。したがって詳しく批判する事も無い。
立憲民主党は敗戦cult だが、liberal に偽装した公約を掲げている。

自分の投票先

選択肢は限られており、選択肢は「自民党」「維新の会」「日本のこころ」ぐらいだ。
小選挙区は選択肢が限られているので選びやすい。
比例代表は難しい。「日本のこころ」は九州地区には候補を出していないので、自民党と維新会のどちらかを選ぶことになる。
私は愛国自由主義を志向するので考えは維新会に近いが、維新の公約には無責任な物も含まれているので悩ましい。

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