「社会」カテゴリーアーカイブ

沖縄ケネス殺人県民大会会衆、県外・人数誇張・極左

在沖縄米軍施設にサービスを提供する会社に勤務する民間の米国人・Kenneth Shinzato Franklin がうるま市の島袋里奈に対する死体遺棄で被疑者となっている件で、に奥武山公園陸上競技場(那覇市)で「県民大会」が開かれた。
しかしその実態は、有力報道機関が伝えたものとは大きくかけ離れていた。

”県民大会”捏造
「県民大会」を自称しながら、実態は県外から来た労働組合や政治的団体が集まっていた。

  • 労働組合など百を超える全国の団体の旗が揚がっていた。「沖教組」「沖縄タイムス労組」等に加え、「山梨県平和センター」「千葉労連」「北関東9条連」といった国会前運動でよく見かける県外の団体も目立った。
  • 各団体は会場の外で機関紙や集会の告知ビラを熱心に配っていた。
参加者数を粉飾
主催者が発表した参加者数「65000人」は、競技場の収容人数すらも超えている大幅な粉飾である。
「平和主義」を偽装
大会で存在感を表したのが、革マル派・中核派といった極左暴力集団だった。

  • 前進(中核派の機関誌)には、会場で1万部を参加者に手渡したと書かれていた。

報道の公平性 検証

産経新聞社以外の有力報道機関は、集会側と共謀して「県民大会」の捏造を行った。
開会直前、団体の旗を降ろすよう求める場内放送が流れると、事前に示し合わせたように一様に旗が降ろされた。各報道機関が撮影を始めたのはそれからだった。

本件を報じた有力報道機関は産経新聞社のみであり、集会側と報道機関に依る組織的捏造の実態も報じた。

H28参院選 むぎの投票前の各政党の批評・議員選び方

第24回参議院議員通常選挙に於ける、むぎが投票する上での各政党の批評と議員選び。

各政党の批評

主な政党の志向
自由主義←→社会主義
愛国


反日
日本
維新 自民
幸福 元気 民進
改革 公明 生活
社民 共産

民進党と共産党が選挙協力(民共合作)を行っているが、両党の共通点は「平和安全法制を廃止」や「憲法改正に反対」と、現内閣への反対のみである。しかもこの様な主張は民進党(民主党)は元々行っておらず、近頃共産党が勢力を拡大し始めてから同党にすり寄ったに過ぎない。
次に挙げるように、民共の政策は大きく異なっている。

  • 消費税については、民進党が増税賛成で、共産党は消費税自体を廃止すべきとしている。
  • 自衛隊については、民進党は存続すべきとし、共産党は廃止すべきとしている。
  • 原発再稼動については、民進党は賛成し、共産党は反対している。
  • 民主党が検討を表明したTPP 参加について、共産党は反対している。
  • 民主党が提案した個人番号制について、共産党は廃止すべきとしている。

その様な勢力の候補者が国会議員になっても、国会では政府・与党にただ反対するだけで建設的な議論は期待できない。つまり彼らを議員に選ぶことは、我が国の民主制の質を下げることになるのだ。

幸福実現党は、宗教団体が基でありながら割と常識が有る。
但し気になるのが、個人番号制度の導入に反対していることだ。反対の理由は「国家に依る国民への監視が強まる」との事。この考えは荒唐無稽だが、この党が完全自由主義である事や宗教性を感じさせる。

熊本県選挙区候補者を確かめていて不思議に思ったのが諸派・本藤哲哉候補である。彼は選挙期間中に演説を一切せず、報道機関の取材すらも一切受けていない。
立候補しておきながら主張を一切行わないとは、「当選する気があるのか」と不思議に思った。そこで彼についてWWW で調べてみた。
彼については「支持政党なし」と紹介されており、「公認政党なしという意味かな?」等と思って初めは意味がよく判らなかったが、後で調べて「支持政党なし」という政治団体が在るという事を知り驚いた。これに就いてはアゴラでも話題になっていた。

むぎの議員選び

私が参院選へ投票するのは今回が2度目だ。

我が選挙区での候補者は4人なので選び易いが、比例代表は候補者が164人居る為に、一人一人精査することは難しい。
そこで、次のような手順で投票先を選んだ。

  1. 各政党を、公約を基に篩に掛けて3党程に絞る
  2. 各党の幹部の思想を基に1党に絞る
  3. その党の候補者を選ぶ

公約とは一般に、その政党の理念と比して有権者に迎合したものだから、その政党の志向を見極める上では余り役立たない。これは民主党政権時代の教訓でもある。故に私は、公約に加えてその党の幹部の思想も調査も手間の掛かる作業ではあるが行った。

集団・思想差別 一部構成員の犯罪に託ける迫害手法

特定の民族・人種・宗教・思想を差別する勢力がそれらを迫害する手法として、「一部の犯罪に託ける」というものがある。

その手法は、迫害対象に属する個人(または一部の集団)が行った犯罪を採り上げて利用するものだ。その犯罪を、迫害対象全体の罪であると決めつける。こうして迫害対象に対して「危険・悪である」というレッテル貼りを行った上で迫害を行う。
その犯罪の内容が迫害対象と関係ないものであっても利用されることが屡々ある。その場合は、迫害対象に対して「その犯罪を行う資質がある」と決め付けることになり、中傷になる(例:敗戦カルトによる米国人差別)。

この手法には次のような効果がある。

非人道性の正当化
迫害を行う口実を、真意である「差別」とすると、第三者からの非難を受けたり法に抵触したりする虞がある。しかしそれを、真意を隠して「相手の犯罪」にすることで、第三者の同情を得たり違法性を回避する事が出来る。
第三者を煽動する
迫害者が迫害を行う真の理由は自集団中心主義である為に第三者には共感し難いものだが、公的に非人道的行為と認められているものならば共感しやすく、迫害対象を迫害する様に仕向ける事が出来る。
一部の犯罪に託つけた迫害手法の例
迫害対象 迫害対象に属する一部の犯罪 迫害者
反政府派 ドイツ国会議事堂放火 ナチ党
ムスリム ISILのテロ Donald Trump
米国人
  • 米兵少女暴行
  • 米兵不法侵入
  • Kenneth Franklin Shinzato 女性殺人
敗戦カルト

  • NHK
  • 朝日新聞
  • 毎日新聞
  • 中日新聞社
  • テレビ朝日
  • TBS
  • 琉球新報
  • 沖縄タイムス
  • 翁長雄志
  • 日本共産党
  • 社会民主党

共産主義は革新か?狩猟採集社会を羨む復古主義の一面

共産主義は一般に「革新」と位置づけられているが、人類史を紐解いてみれば共産主義は革新的とは言えない。

狩猟採集社会への憧れ

人類の社会は、一万年以上昔の旧石器時代に於いては狩猟採集社会だった。この社会は、無階級制・共有制が実現されており、共産主義者にとっては理想の社会だった。
このような体制を、共産主義の提唱者であるKarl MarxとFriedrich Engelsは原始共産制と呼んで重視していた。

共産主義社会とは、人類史上において実現した例は無く、且つ明らかに非現実的なものだった。共産主義者らがそのような社会を本気で目指した理由は、狩猟採集社会という共産主義社会の雛形となる実例が存在したことが大きいだろう。

復古主義としての共産主義

Marxが提唱した経済発展段階論では、原始共産制は「共産主義社会へ至る最初の段階」と位置づけられている。
しかし、共産主義を「現体制から原始共産制への回帰」と見る事も出来るだろう。この視点では、共産主義とは1万年昔の統治制度への回帰を望む極端な復古主義と云える。
実際に原始共産制社会を目指した運動があり、それが毛沢東(中国共産党)の文化大革命やPol Pot(カンプチア共産党)の政策である。これらは何れも、結果夥しい数の自国民を死に至らしめた。

以上のような理由から、共産主義を「革新」と分類するのは正鵠を射たものとは言えない。共産主義や社会主義の人が「革命」という語を宣伝用語として多用した様に、共産主義を「革新」と分類するのは、些か政治的偏向を含んだものだと言えよう。

共産主義についてこのような見方をしている人を探したが人は見つからず、Wikipediaに「原始共産制社会を理想とする思想を無政府原始主義と呼ぶ」と述べられているに留まった。