A FUTURE THAT WORKS:AUTOMATION,. EMPLOYMENT, AND PRODUCTIVITY
2050年にはロボットやAIに仕事の要素が代替される可能性がある。
日本は既存の技術による自動化の余地が「56%」と 世界で 最も大きい国である。
自然言語処理の能力向上は、あらゆる仕事の分野において、その自動化を推進する上での必要条件である。自然言語処理の技術向上が遅れれば、ほとんどの分野で自動化が遅れることとなる。
- McKinsey & Company – Disruptive technologies: Advances that will transform life, business, and the global economy
- 世界経済フォーラム – Towards a Reskilling Revolution Industry-Led Action for the Future of Work
- computer systems administrator や financial manager も自動化の可能性がある。
- 経営者の定型的業務
- コンサルティングや人材管理
- M&A 業務
対策
2040~2050年にかけて、世界中でロボットやAIによる仕事の代替により大量失業が発生しそうだ。これに対応するには、各国が労働者への学び直しの機会を充実させることが必要である。
この点で、日本は遅れている。 社会人で大学入学する人の割合は、北欧やアメリカなどでは25%程度に達している一方、日本ではわずか2%だ(2012年, 2015年) 。入試制度、新卒一括採用、終身雇用などの伝統的なキャリアシステムを根本からデザインし直す必要がある。