なおパパblog・siteとクロスアームズの発見 爆転ベイブレード

爆転シュートベイブレード

、私は有名な爆転ベイ収集家「なおパパ」氏の今は亡きwebsite を発見した。更に、爆転ベイに「クロスアームズ」という種類が存在したことを初めて知った。

なおパパ氏のsiteを発見

、私はHMS 用ウエイトディスクの一種「サークルヘビィ」について調べていたら、有名な爆転ベイ収集家「なおパパ」氏のWeblog を発見した。それがベイGETs’ 日記だ。そこには彼が入手したベイブレードが記録されている。

そのblog から、なおパパ氏が運営していたwebsite「Bey!Bey!Bey!」を発見した。
このsite はNifty のserver を借りて運営されていたが、そのserver がに事業停止となったことでBey!Bey!Bey!もWWW 上から消滅してしまっていた。ベイブレード界を盛り上げたsite が消えていくのは寂しいことだが、運良くWayback Machine に記録されていたので閲覧できた。
ベイブレードの一覧や改造やジョイント等が掲載されており、見応えが実にあるsite だ。ベイブレードへの情熱が伝わってくる。

掲示板の書き込み

中でも興味深いのは掲示板の書き込みだ。Wayback Machine に記録が残っているのは以降の書き込みで、世間で爆転ベイの人気が完全に鎮まった後もその玩具を楽しみ続ける人々の様子が伺える。この頃のブレーダー同士の交流の記録は今は余り残っていないので貴重だ。
掲示板の住人は、児童よりも、元々ベイブレードで遊んでいた子供の父親が多い。彼らが異常に陽気なのが特徴的だが、これは彼らが良い意味で子供心を失っていない事の表れだろう。

GS(ギミック・スペシャリティ)には否定的な声が多い。実戦とは関係ない機能や、これまでに登場した聖獣が絡んでいないことが原因のようだ。

私は「ファントムフォックスMS」の発売当時、それが店に置いてあるのを見て「こんなのはベイブレードじゃない」と嫌悪感を抱いた事を憶えているが、彼らはそれと同じ様な感情を抱いているようだ。

クロスアームズを発見

の掲示板の書き込みに不思議な物が有った。
2232  もう・・・言葉もありません (ToT)。。。
コロコロコミックの号に彼らを絶望させる様な情報が載っているらしい。HIDEパパ氏に至っては、「ローラーDから始まったベイコレクターとしての私も、そろそろ終焉の時を迎えそうです」とまで述べている。
どんな情報なのかはそのスレッドでは伏せられているが、直前のスレッドに内容が書かれていた。
2217  TAKARA DECEMBER CHANGE
その正体は、「クロスアームズ」の発売である。

クロスアームズは、「爆転変形」series の様に、フィギュアと独楽に変形できる。見た目はビーダマンに近い。実は、クロスアームズが発売されたちょうど10年前の平成7年に、タカラ社はビーダマンの派生として「すげゴマ」という玩具を発売していた。これは人気を得ることは出来なかったのだが、クロスアームズはこのすげゴマに極めて似ている。因みに、ビーダマンもベイブレードも、開発者は眞下修氏である。
確かにこれは従来のベイブレードとは趣向が異なる玩具で、彼らが失望したのも腑に落ちる。
クロスアームズを対戦独楽として遊んでいる動画。

対戦独楽としては面白みに欠けるようで、WWW 上に於ける評判も悪い。

タカラ社は当時、ベイブレードの人気沈静化に伴って業績不振に陥っており、起死回生の一手としてクロスアームズを発売したようだ。しかし人気は全く得られず、販売された製品はたった5種類だった。
HMS はそれ以前のベイ程には流行しなかったという点では「黒歴史」と呼べるが、それでも、10年後に再評価されて価格は定価の数十倍になっている物もある。それに対して「クロスアームズ」は正真正銘の爆転ベイに於ける黒歴史だ。
クロスアームズについては、ヤフオクでベイブレードを漁っている際に見かけたことがあるが、まさか爆転ベイの一種だったとは思わなかった。私は爆転ベイにクロスアームズという種類が存在したことを今回初めて知ったが、多くの爆転ベイ愛好家もクロスアームズを知らないだろう。
Wikipedia の項目「ベイブレード」にも少しだけ触れられていた。

タカラ社が作ったクロスアームズの公式siteがWayback Machine に残っていたが、特に表示される情報はない。

クロスアームズには、その使い手として、木ノ宮タカオの様に「ユウタ」や「シンヤ」といった架空の人物の設定が存在する。その人物の絵を描いたのがKENGOU 氏だ。
KENGOU 氏のwebsite「真・天・地」には、クロスアームズに関する情報が自己紹介気まぐれ絵日記2005の項目に載っている。
KENGOU 氏は25歳の時にユウタなどの絵を描いたようだ。

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