2019-09-15、 今まで使っていたワイヤレスヘッドホン「SONY WI-C300」が壊れたので、その日に新しいワイヤレスヘッドホン「SONY MDR-XB50BS」を注文した。17日に届いたのでレビューします。
発売されたのは2016-10と三年前で、定価は9000円ほどのミドルクラスだった。それが今は5000円ほどに値下がりしている。私はYahooショッピングの割引きを使って4000円ほどで買えた。
スポーツ向けのコンセプト
このヘッドホンは、運動をしながら利用することを念頭に置いた製品で、「外れにくい」「防水」という特徴がある。
本機には「アークサポーター」という耳から外れにくくするパーツがある。 WI-C300 は筋トレ中に耳から外れることがあったが、本機は外れないので音楽を聴きながら筋トレが出来るようになった。ただ、使っていると耳が少し痛くなるのでイヤーピースなど変えてみようと思う。
防水機能付きのヘッドホンは多くなく、中でも5000円以下は珍しい。防水機能付きの物が欲しかったわけではないがやはり防水機能はあった方が便利だね。本音では防水機能よりノイズキャンセル機能がほしかったのだけれど、高いから手に入れるのはまだ先になるだろう。
音質の評価
評判通り、低音が強い。なのでイコライザーで低音部を大幅に下げて使っている。
ドライバサイズは12mmでカナル型としては大きい。でも音質は期待したほどではなく、もしかしたらWI-C300の方が良いかもしれない。運動しながら使うことが想定されているので音質はあまり重視されていないのかな?まだエージングや調整が不十分なのでこれから改善するかもしれない。
口コミにもあったが、ホワイトノイズがかなり大きい。でも音楽を聴いているときは特に気にならない。
WI-C300 は、コードが服と擦れて起きるタッチノイズがしばしば気になっていたのだが、MDR-XB50BSは軽減された。これは意外な利点。
音が途切れる頻度は WI-C300 より高い。でも音楽を聴く上で支障になるほどではない。
総評としては、この製品が 念頭に置いている のは飽くまで運動をしながら音楽を聴くという用途のようで、音質は追求されていないようだ。
その他の評価
連続再生時間は8.5時間と申し分ない。
「Power On」や「Bluetooth Conected」などとアナウンスしてくれるのは、 WI-C300 と同様。でも、その音がかなり大きいのは何とかならないのかな?
口コミでもあったが、なぜかヘッドホン側で音量をゼロにできない。最低音量でも音が聴こえるのだ。まあ、大した問題ではないけど。
イヤーピース、アークサポーターは 、特に耳が湿っていると 外れやすい。
イヤーピースを選ぶ基準
イヤーピースは4種類、アークサポーターは3種類の大きさのものが用意されている。
イヤーピースは今まであまりこだわって使っていなかったのだが、ちゃんとたものを使おうと思ってネットで調べた。その結果、選ぶ上での基準は次のようなものだ。
- 外れにくい。
- できるだけ外音が聞こえない。
- 血流音が聴こえない。
- 歯を食いしばった時にスピーカーから聴こえる音小さくなるものは使わない。
- 耳にはめ込む際に無理やり入れなければ装着できないものは使わない。
- 痛みが生じるものは使わない。
これらの基準に従って、適切なイヤーピースとアークサポーター を選んだ。 イヤーピース は一番大きいもの、 アークサポーター はMサイズ。
WI-C300で使っていたイヤーピースは、適切なものより小さかったようで、外音がうるさいと屡々感じていた。でも今使っているものだと幾分外音が小さい。
終わりに
私が購入した日から二日後の17日から、この機種がコジマで3866円に大幅値下げされているので、欲しい方は買ってみてはいかが?