歌手の和田光司氏が、に上咽頭癌により42歳で死去した。
和田氏の代表作は、アニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌「Butter-Fly」だ。
デジモンアドベンチャーは私が小学生の時に放送されており、当時私はそれを観ていた。Butter-Flyは今でも私のお気に入りの曲の一つだ。その縁で、和田氏についても以前Wikipediaで軽く調べたことが有った。
私は「和田光司 死去」という報道を目にした時、その名前を聞いて「和田光司って、あの和田光司か?」とすぐに見当が付いた。和田氏は私にとって思い出の曲を作った人だったので、今回の訃報は全くの他人事とは感じられなかった。
和田氏は歌手としての活動を癌で2度休止してその都度復帰していた為「不死蝶のアニソンシンガー」と称されていたらしい。”不死鳥”ではなく”不死蝶”なのが肝で、これは言うまでもなくButter-Flyに掛けられている。巧い渾名だと思った。
私は本件を8日のNHK「ニュースチェック11」で知った。その番組は、「本件がTwitterで話題になっている」とも伝えた。
私はこの番組が本件を報じたことを不思議に思った。何故なら、和田光司氏或いは彼の曲をよく知る世代は20代に限られており、中でもアニメに興味の無い多数派は関心を持たないニュースであるからだ。
本番組は放送と同時にTwitter投稿を紹介している。Twitter利用者にはアニメオタクの比率が高いので、これに番組が迎合したのだろう。