パーツ”ビットチップ” 聖獣名の誤植 爆転シュートベイブレード

爆転シュートベイブレード

、私はヤフオクにて、商品「ベイブレード まとめてセット 旧ベイ 当時物 レア物」の商品説明を読んで、ビットチップ「ナイトドランザー」の名前の表記に「ナイトドランガー」という誤植がある物があることを知った。

その後、私は或る爆転ベイの中古品の纏めを買ったのだが、その中に「ナイトドランガー」のビットチップが入っていた。但し、私はビットチップ「ナイトドランザー」も持っているのだが、それと比べるとその「ナイトドランガー」の絵は少し印刷がボヤケていて、聖獣の足の部分も色が異なっていたので、もしかしたら偽物かもしれない。

更にビットチップの誤植について調べると、他のビットにも誤植の類があることが判った。

ビットチップの名前の誤植
誤植 正しい表記
フロスティクドランザー フロスティックドランザー
ナイトドランガー ナイトドランザー
ナイトドライザー ナイトドライガー
コオリセイリュウ アイスドラグーン

「コオリセイリュウ」に関しては厳密には誤植ではない。聖獣の名前が後から変わるという例は他には存在しないと思う。
なぜ当初「コオリセイリュウ」という名前が与えられたのか?当時は聖獣に与える名前の規則性が厳しく決まっていなかったのかもしれない。もしくは、「アイスドラグーン」という名前が知的財産権の関係で使い難かった可能性もある。

「コオリセイリュウ」を除いて、どれも起こり得そうな誤植だが、それにしても確認が甘いと思う。

「ザ」と「ガ」は確かによく似ている。しかし、日本人ならば普通はこれらを容易に見分けられる筈だ。この間違いは、外国人が日本製品の贋作を作った際に見られる誤植を思い起こさせる。

フロスティックドランザーは、アルティメットドラグーンやサイゾーと共に初めて販売されたベイブレードである。そんな重要な存在であるにも関わらず誤植があるのが不思議だ。
もしかしたら、製品化に当たって「締め切りが厳しい」とか「担当者の人数が少なかった」といった理由が有って確認が甘くなってしまったのかもしれない。思えば、当時はベイブレードが人気商品になるか分からない状況で、タカラ社自身も赤字に喘いでいた。そんな背景だからベイブレードに割り当てられる予算が少なかったとしても不思議ではない。
「フロスティクドランザー」という誤植は、ベイバトルセットに入っているライトブルー版のビットにも存在する。

誤植が発生していた時期はアニメ化を果たす以前のみの様で、アニメ化によって爆発的な人気を得て、予算が増えた事に従い誤植が無くなった、という経緯があるかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です