東進の解説を読んでいると、「主観的に捉えるな」と言いつつ主観的な決めつけで解説しているので不快である。しかしこの理不尽さが国語なのである。
第2問
相変わらず小説の問題はどれも理不尽だが、正答率を高める上で大事なのは、物語の全体の流れを押さえてそれに沿った素直な選択肢を選ぶことだろう。先に問題文と選択肢に目を通すことでも効率的に話の概要を掴めるだろう。
この小説では、主人公が失意のどん底から希望を少しずつ見出していくという流れになっている。
問1
文脈よりその語句の定義に忠実に解釈した方が正答になる。文脈に合わせると不正解になるということは、この小説は駄文だと言うことだ。
問4
主人公の奇妙な言動があればそれに言及している選択肢が正解という問題だ。ここでは、サナトリウムに向かって突き進むという描写がそれに当たる。
第3問
これも古文を読む前に問題文すべてに目を通しておくといい。特に問5で「狐が娘に化けた」と言及されているのは大きなヒントだ。