35歳 女はババァと呼ばれるのに男はジジィと呼ばぬ理由

35歳女性は「ババァ」と呼ばれるのに、なぜ35歳男性は「ジジィ」と呼ばれないのか?実に素朴な疑問だが、深く考えてみると生物学的な背景が見えてきた。

疑問

に放送されたテレビ朝日系 マツコ&有吉 かりそめ天国の中で、「35歳でカラーコンタクトを使用するのは年齢に不相応」という議論が有った。
この議論はInternet 上でも少し話題になっているらしい。

実は私もこの放送を少し観たのだが、そこで気になったことが有った。
それはマツコ・デラックスの「35歳のババァが…」という発言である。
この発言を聞いて、フと思ったことがある。35歳女性は「ババァ」と呼ばれるのに、なぜ35歳男性は「ジジィ」と呼ばれないのか、である。

容姿に依るところも大きいだろうが、35歳男性は「ジジィ」どころか、「オジサン」とすら余り呼ばれず、ギリギリ「お兄さん」と呼べる年齢である。

同じ年齢なのだから、呼称は「ババァ – ジジィ」または「オバサン – オジサン」または「お姉さん – お兄さん」と対応付けられるのが自然だ。
片や35歳女性は「ババァ」で片や35歳男性は「お兄さん」。この差は何に由来するのだろうか?

尤も、いかなる状況に於いても35歳くらいの女性が「ババァ」と表現される訳ではない。しかし、35歳くらいの女性を「ババァ」と呼ぶ様な状況は確実に存在する。それは、35歳くらいの女性を「ババァ」と呼ぶ際、或る特定の観点が反映されていることを示唆しているのだ。

結論

少し考えて、この呼称の差は生殖能力に由来するものである、という結論に至った。
女性の妊娠が困難になり始める年齢が35歳位であり、「ババァ」と呼ばれてしまう年齢と一致している。
つまり、「生殖能力の面で晩年を迎えている」という意味で「ババァ」と呼ばれてしまう訳だ。
考えてみれば、35歳くらいの女性を「ババァ」と呼ぶ状況には、男性がその対象を性交渉の対象として見定めている場合が多いと感じる。

これに対して男性の生殖能力は、老年期に至っても失われることはない。尤も、「精子の質」や「男性ホルモンの分泌」や「体力」の低下は40歳頃から起きる。この年頃が「お兄さん」と「オジサン」の境目と言えるかも知れない。

さて、「ババァ」と「オバサン」に対応付けられる年齢の差についてだが、これは特に無い様に思える。「ババァ」という表現は、「オバサン」という表現に軽蔑の意図を加味したものであると感じる。但し、「おばあさん」と言った場合は大体70歳以上を指すと思う。
これに対して、「ジジィ」と「オジサン」に対応付けられる年齢は明らかに差がある。「ジジィ」は70歳以上で、「オジサン」は40歳以上といったところだろうか。一方で、「ジジィ」と「おじいさん」の年齢には差がないと思う。

くだらない疑問の様だが、意外と奥深い理由があったと言えると思う。

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