平成28年熊本地震について、被災者が注意するべき事と、注意する必要のない事を挙げる。
被災者の身の安全と不安の解消に寄与できれば幸いだ。
注意すべきこと
- 建物の倒壊。昭和57年の新耐震基準施行の前の建物は倒壊の恐れが強い為、避難したほうが良い。
- 火災。地震発生時はガス栓を締めたり、消火器の準備をすべき。
- 阿蘇山の爆発的噴火。今回の一連の地震で噴火が惹き起こされるかを判断することは難しく、いつ噴火するかを予測することも難しい。
津波は心配無用
今回の一連の地震では、多くの被災者が東日本大震災を思い起こして津波を恐れている。しかし、大きな津波は起きず、津波被害は発生しないだろう。
東北地方太平洋沖地震()の震央は海で、縦ズレ型断層だった。
危険な地域
- 地震地域係数が「0.8」である故に建造物の耐震性が低い地域・・・八代市、荒尾市、水俣市、玉名市、本渡市、山鹿市、牛深市、宇土市、上天草市、宇城市、玉名郡、鹿本郡、葦北郡、天草郡
- 島原湾・八代海沿岸は、やや弱い地盤であるため、地震が発生した場合には他の地域より揺れが大きくなる可能性がある。
- もしこの地震が発生したら – 文部科学省