私がから使っているPCが、上旬に短期間に2度のhung-upを起こした。これに因って作業中の情報を消失する被害が有った。
このPCは5年近く使っており、一日当りの使用時間も長いので故障し易くなっている。故に将来HDDが壊れて重要な情報が消えてしまう事態に強い不安を抱いている。
実は3月に新しいPCを購入しており、そちらに今すぐ乗り換えたいところなのだが、そのOSは「Windows 7 32bit」で、「Windows 8.1 64bit」を新規installする予定だ。OSを新規installするとそのPC内の情報は消えてしまう為にその作業が完了するまでは乗り換えられない。その作業も、blogのserver障害や熊本地震の煽りで作業は完全に停止している。
新しいPCのOS更新作業が完了する3カ月後まではこのPCを使い続ける積もりだが、それまで保ってくれるかが不安なのだ。
そこで、PC内の情報をonline storage「Google Drive」と同期し始めた。
同期しておけば、経年劣化や地震でHDDが壊れてもPC内情報を失う心配がない。奇しくもその当日に我が家は震度5強の熊本地震に襲われた。
backup方法を選ぶ
- backup方法の候補
-
- 外付けmedia(USBやHDD)
- online storageで同期
費用が少なくて災害にも耐え得るonline storageを採用することにした。
online storageを選ぶ
online storageは多くの企業が提供している。その中から、最も適切な物を選ぶ。
候補 | 無料で使える容量 | 備考 |
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Google Drive | 15GB | 「Photo」を使えば画像は容量無制限 |
MicroSoft OneDrive | 5GB | 運営側による検閲が有る |
Dropbox | 2GB |
- 選ぶ条件
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- 無料で使える容量が大きい
- 運営者の信頼性が高い
容量が大きく運営者の信頼性も高いGoogle Driveを選んだ。
Google Driveで同期
端末へGoogle Driveをinstallした。すると、元々Google Driveへ保存していたfileが当方PCに同期された。
次に、PC内の重要なfileをGoogle ドライブ
folderに移した。ところが同期に失敗した。理由は承認エラー
との事で、Googleの説明に拠ると「このファイルにアクセスする権限がありません。」との事だが、どう対処すれば良いか解らなかった。試しに同期を再び試した所、今度は同期が成功した。
その後も「承認エラー」で同期に失敗する事態が起きたが、その都度同期を再試行することで解決した。
こうしてGoogle Driveの導入は完了した。fileが更新され次第直ぐに自動で同期される。これで、いつPCが壊れても重要な資料は大丈夫となり、安心した。
実は私は以前からGoogle Driveを利用しており、online storage上に私が運営するblogや掲示板のbackup情報を収めていたがPCとの同期は行っていなかった。同期を行ってこなかった理由は、普段のCPU負荷が増えることを恐れたためだ。ところが実際に導入してみると、Google Driveのprocess「googledrivesyc.exe」のCPU使用率は、同期中は5割に達することも有るが、普段は1%未満だ。もっと早く導入すれば良かったと思った。