2018-11、私は自分が使うスマホをAndroid搭載のZenFone Max (M1)に換えた。先代使っていたスマホ「g07++」では、online storage「MEGA」内に収めたdata を端末と同期させていた。
Max (M1)でも同じ様にonline storageと同期させることにした。
ただし、g07++はROM容量が64GBだったのに対してMax (M1)は32GB。30GBくらいのdata を収めているMEGA を同期させることは出来ないので、代わりにGoogle Drive 、OneDriveと同期させることにした。
FolderSyncを導入
今回の目的を叶えることができるapp としてはFolderSync とAutosync が挙げられる。人気なのはFolderSync なのでこれを使うことにした。
- 主な設定
-
- 同期タイプ:ローカルフォルダ
- スケジュールされた同期を使用:on
- 同期の間隔:1時間
- タイムスタンプ付きのフォルダへファイルをコピー:off
- 強制同期から除外:off
- サブフォルダの同期:on
- 隠しファイルの同期:on
- 同期後にソースファイルを削除:off
- 失敗した場合は再試行:off
- 変更されたソースファイルのみを再同期(ターゲットの削除を無視):off
- 削除を同期:on
- 古いファイルを上書き:いつでも
- 競合した場合の動作:スキップ
使い始めて暫くは特に問題はなかった。強いて言えば、既に同期済みで変更もされていないfile が何度も再同期されていることが履歴から分かり、無駄に電力を消費している事が嫌だった。
そして23日、スマホ内の音楽folder内のfileがすべて消えていて驚いた。誤操作かもしれないが、誤操作に繋がるような操作をした憶えもない。
「Google drive→スマホ」の一方向同期だったのでGoogle drive内のファイルは無事に残っていた。一方通行にしておいて良かった…。
後日、今度はgame folder内のファイルが全て消えた。FolderSyncの履歴を確認すると、「ローカルフォルダ削除」として削除されたことが記録されていた。
無駄に削除と同期を繰り返しており、かなり不安定だ。特に音楽やgame のfile が消えるとスマホで利用できなくなるので困る。
もうこんなapp は使っていられない。
Autosyncを導入
FolderSync の代わりにAutosync を導入した。Autosync にはGoogle Drive、OneDrive、MEGA、Dropbox、Boxといったonline storage に対応したapp がそれぞれ作られている。
今回はGoogle Drive 用の「DriveSync」、OneDrive 用の「OneSync」を導入した。
実はAutosyncシリーズは、無料版だと同期できるのはonline storage 内の一つのfolder だけだ。
これは、同期できないfile やfolder があるということを示しているのだが、実はこの制約を簡単に回避できる。
この手法は、先代のスマホでもやっていた。それが次の手順だ。
- online storage 上のroot directory に一つのfolder を新規作成する。
- そこに全てのfile やfolder を収める。
- そのfolder を同期させる。
Autosync 側の設定は、「同期済みのフォルダ」tab ∋「ミラーのダウンロード: ON」とするくらいで十分。
他には、個人的なお好みで「設定」∋「自動同期」∋「バッテリーの残量が~のときのみ同期する」を20%とし、消費電力削減のために「設定」∋「ユーザーインターフェース」∋「カラーテーマ: 暗い」とした。
使ってみた感想としては、特に不具合は見られず概ね満足。不満といえば広告が鬱陶しいくらいだ。