高校数学IA IIB IIIの研究

三角形の性質

常に三角形の内側にある内心, 重心
鋭角三角形の場合、三角形の内側にある外心, 垂心
直角三角形の場合、直角を持つ頂点にある垂心
直角三角形の場合、最長の辺の中点にある 外心
鈍角三角形の場合、三角形の外側にある外心, 垂心
常に三角形の外側にある傍心

三角関数

余弦定理は、式が少し複雑で憶えにくい。そんな時は、cosに入る角度を切りのいい値にしてみると良い。

  • cos90°だと、直角三角形なので式はa2=b2+c2というピタゴラスの定理になる。
  • cos0°だと、a2=b2+c2-2bc=(b-c)2となる。これは、角度が0°になって完全に潰れてaがbとcの差に等しくなったことを指す。
  • cos180°だと、a2=b2+c2+2bc=(b+c)2 となり、逆に角度が180°となり潰れてaがbとcの和に等しくなったことを指す。

数列

等差数列と等比数列の一般項はよく似ていて、それぞれ「初項」「公差(公比)」「n-1」の三つで構成されている。

  • 等差数列の一般項: a + (n-1) * d
  • 等比数列の一般項: a * rn-1
初項と公差(公比)の関係公差(公比)とn-1の関係
等差数列
等比数列べき乗

解と係数の関係

二次関数

  • α+β = −b/a
  • αβ = c/a

三次関数

  • α+β+γ = −b/a
  • αβ+βγ+γα = c/a
  • αβγ = −d/a

法則

  • 左辺の次数が偶数の場合は右辺は正数、奇数の場合は負数となる。
  • 「左辺の次数」と「右辺の分子が対応するxの次数」の和は、その関数の最大次数に等しい。(二次関数では2、三次関数では3)

極線の方程式

極線の方程式」の特殊形が「円の接線の方程式」である。円の外側にある点Aを円周上に持ってくると二本の接線P, Qが一つになり極線=接線になる。

式と曲線(数Ⅲ)

  • 楕円の方程式: x2/ a2 + y2/ (a2 -c2 ) = 1
  • 双曲線の方程式: x2/ a2 – y2/ (c2 -a2 ) = 1

楕円と双曲線は、楕円方程式を例にすれば、cの値がaを超えるか否かの違いだけで本質的には同じものだ。

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