金正恩の北朝鮮、兄正男VX暗殺 考察 今後の東亜情勢

、金正日の長男である金正男が北朝鮮政府によってVX を用いて暗殺された。

我が国の報道番組では事件発覚以来2週間経っても、本件がほぼ日毎にトップニュースとなっている。

私は本事件について関心は余りない。それは真犯人が北朝鮮であることは端から分かっているし、金正男が死んだところで直接に我が国に影響はないからだ。

それでも本事件が我が国で大きく報じられるのは何故か?私は報道ステーション(テレビ朝日系)での土井善晴氏(料理研究家)の「まるで映画かドラマを観ているかのようだ」という話を聞いて納得した。
事件の真相が次第に明らかになってゆくこの過程は、まさに演劇の様である。

私が関心を持っているのは、事件そのものより、本事件に因って北朝鮮の周辺国がどの様に動いて、東亜情勢が長期的に如何に展開してゆくかである。

中国政府は金正男を金正恩に代わる北朝鮮の指導者にしようとしていた、という噂がある。その金正男を北朝鮮が消し去ったことで、中国政府が本気で金正恩を殺しにかかる可能性が出てきた。

しかしながら、当の金正男は政治への関心は殆ど無かった様だ。
その正男を国際社会との摩擦を強める危険を冒してまで殺したということは、金正恩の権力欲と猜疑心が極めて強いことを示しているのではないか。
そうであるとすれば、金正恩はJoseph Stalin に随分とよく似てきたものだ。北朝鮮が自壊するのは案外に早いかもしれない。

北朝鮮が自壊するのは構わないが、狂って核兵器を飛ばすなんてことにならないことを祈る。そういう事態に至る前に、米国や韓国はサッサと北朝鮮に先制攻撃を仕掛けたほうが好いのではないか。
中国も機を見計らって北朝鮮に侵攻するかもしれないが、中国が北朝鮮を制圧するのは我々自由主義勢力としては望ましくない展開だ。

この様な緊迫した東亜情勢を考えていると、国家の自然権たる集団的自衛権の行使すら躊躇う我が国が如何に幼稚かがよく分かる。

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