Rio五輪東京引継式 安倍Mario、日本の災害慮り髭無し

平成28年夏季五輪 Rio de Janeiro 大会の閉会式。
東京への五輪旗引き継ぎ式において、日本の安倍晋三首相が世界一有名なゲームキャラクター「マリオ」に扮して土管から登場するという演出が有った。これは本式最大の驚きだった。…いや、本大会最大の驚きだったかもしれない。

この引き継ぎ式は好評で、取り分け「安倍マリオ」については世界中に驚きと興奮を与えた。
しかし、この「安倍マリオ」について、ごく一部ではあるが日本国内から「髭を付けていないから中途半端だ」等という嫌味も聞かれた。

実は安倍マリオの髭は事前に用意されていたのだ。しかし安倍首相自身の判断でそれを付けずに土管から登場したのである。
これは読売新聞の朝刊()にて政治部の田島大志記者が「政なび ひげのないマリオ」という題名で伝えている。本記事は政治面に小さく掲載されていたもので、読売新聞の購読者でも見逃した人は多いだろう。本記事はWWW 上では掲載されておらず他のmedia も伝えていないので、要約してご紹介しよう。

華やかな閉会式が催されていた頃、日本では強い勢力の台風9号が日本列島を直撃しようとしていた。
大雨と暴風に因る被害を案じた安倍首相は、「浮かれてはいられない」と閉会式の準備の最終段階において首相自身の判断で髭は付けないことを決めたのだ。
首相は晴れ舞台に居ても地球の裏側の自国のことを忘れなかった。
そうして土管から現れた安倍首相。マリオの服と帽子に見を包みながらも、戯けた姿は徹して見せなかった。

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