2023-05 映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を3Dで鑑賞

2023-05-05、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観に行った。映画なんてめったに行かないが、ゴールデンウィーク期間中で時間に余裕があるし、マリオシリーズのファンとしては見逃すわけにはいかなかった。

この日はこどもの日だったけど、21時放映だったので子供も観客もかなり少なかった。でもそのお陰で客席ど真ん中のいい席を確保して鑑賞できた。

せっかくの映画なので、「IMAX レーザー3D」で鑑賞。視力は超悪いのに裸眼だったので大画面だったがぼやけて見えた。コンタクトレンズを買っておくべきだったな…。4DXでの上映もあったが、かなり人気があるようで、どの日程もチケット完売だった。

多くのマリオ系ゲームを遊んできた身としては、寡黙なはずのマリオやルイージが喋りまくってるのが何より新鮮だった。吹き替え版で鑑賞したのだが、マリオの声優の声があまり合っておらず、ゲームの方のマリオの声優を長年務めているチャールズ・マーティネーさんの声に近い声優をキャスティングすべきだったと思う。チャールズ・マーティネーさんがカメオ出演していることは事前に知っていたので、彼の声を確認できた。

ピーチ姫のビジュアルが「アナと雪の女王」を彷彿とさせるもので少し違和感を覚えたが、大ヒット作に肖ってそのようなデザインにしたのかもしれない。また、強気な性格もまるで別人!

「ルマリー」というチコに似たキャラクターが登場していたが、このキャラがかなり癖が強い。ルイージに対する「新鮮な肉が来たねえ」というおよそマリオの世界観に似つかわしくない発言は、どうやら英語版の「fresh meat (新入り)」を直訳してしまったため起きた猟奇的発言のようだ。それを差し引いてもかなりシニカルなキャラクターだったが。

マリオシリーズのBGMが色んな場面で使用されていた。ルイージのスマホの着信音がゲームキューブの起動音だったのは芸が細かい!20年前のゲーム機なので、これに気付いた人はゲームキューブで遊んだ経験がある人でも少ないだろう。

クッパの服装がマリオオデッセイ仕様だったり、マリオカート8仕様のカートが出てきたりと、割と最近のネタも見られた。

エンドロールが流れた後、地下でヨッシーの卵が割れて「ヨッシー!」という聴きなれた声が響いて放映終了。ヨッシーは劇中では序盤に一瞬登場した。それもスマブラDXのオープニング映像のようなヨッシーの群れが遠くから映っただけ。マリオシリーズではお馴染みのヨッシーの出番がほとんどなく、ドンキーコングが大きな存在感を発揮していたのは鑑賞前から意外に感じていた。考えてみればドンキーコングはゲーム内でマリオとヨッシーより早く共演している。次回作があるとすれば、ドンキーコングに代わってヨッシーが主役級の扱いになるのかも。

これだけ良い興行成績が得られているのだから、当然次回作もあるだろう。ドラえもんみたいに定番の映画になるかも。でも今回のようなクオリティを維持するなら毎年作品を作るのは無理だろう。それにしても、ピーチ姫は次回作でもあんな性格なのだろうか?

マリオシリーズだけではなくゼルダやカービィも映画化してもおかしくないな。思えば、ポケモンの映画が定番化しているのだから、マリオシリーズももっと早く映画化できていたと思う。

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