、私はlaptop 『Lenovo 20AUS26N00 (ThinkPad L540系)』(Windows 10 Pro 64bit)から、不要なapp を削除した。
中には削除できないものも有った。
この作業は、5日にWindows Anniversary Update を適用した後にPC が不安定になった事を受けて、安定化を図って行った。
uninstall したapp
- uninstall したapp
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- Lenovo SHAREit (Win8.1, Win10 install 時の2つが入っていたので、両方uninstall した)
- Lenovo Auto Scroll Utility
- Pale Moon 26.3.2 (26.3.3 と両方入っていた)
- Candy Crush Soda Saga
Anniversary Update 後に起こった不具合について調べている中で、「ThinkVantage Password Manager」はWin10 に対応していないことを偶然知った。
そこで、これをuninstall した。
これを機に、Win10 非対応のapp を探し始めた。
消えぬ”Disable AMT Pop-up”
「プログラムと機能」にて、「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up for Windows XP/Vista/7/8」という物が在った。
「インストール日」は5日と記されているが、私はinstall した憶えはない。
記載されているのは「インストール日」と「バージョン」だけで、他のapp の殆どは記載している「発行元」や「サイズ」の情報はない。
uninstall 出来ない!
このsoftware の機能は、名前から察すると「AMT Profile Synchronization のpop-up を抑え込む」様で、悪いsoftware ではなさそうだ。…但しAMT が何なのかは判らない。
しかしながら、公開された情報が少なすぎて怪しいし、Windows 10 には対応していない様なので、uninstall することにした。
その前にWWW でこのsoftware について軽く調べた。不思議にも日本語の情報は全く無く、英語の情報に頼った。そして、Lenovo 社の掲示板にて「このsoftware はuninstall 出来ない」という情報を得た。
まさかと思いつつ「プログラムと機能」からuninstall 作業を行った。その後PC 再起動を求められたので再起動した。この再起動に随分時間が掛かった。
そしてuninstall が成功しているか確認するために「プログラムと機能」を再び眺めたのだが、「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up for Windows XP/Vista/7/8」は残っていたのだ!
気味が悪いので詳しく調べることにした。
本software の正体
WWW で本software について詳しく調べた。
本software の名前に有る「AMT」とは、Intel AMT を指している様だ。
Intel AMT は、PC に搭載されたIntel 製CPU のvPro 技術を必要とする。しかし、当方のCPU 「Celeron 2950M」はvPro に対応していない。実はL540 系には、製品に依ってvPro に対応している物としていない物が有る。
本software の発行元を探したが、見つからなかった。代わりに、Lenovo 社が配布するAMTポップアップ ウィンドウ パッチ(Registry Patch to Disable AMT Profile Synchronization Pop-up)を発見した。
software 名が酷似しているので、発行元はLenovo 社である蓋然性が高い。
それでは、本software の機能は何か?
「AMTポップアップ ウィンドウ パッチ」のReadme.txt に於ける機能の説明: 「このプログラムにより、ワイヤレスLANのプロファイルに対してインテル AMTへの同期を要求するメッセージが頻繁に表示されるのを防止することができます。」
「Disable AMT Profile Synchronization Pop-up」の機能も、恐らくこの説明の通りであろう。
※AMT Profile Synchronization Pop-up の画像
本software はどうのような方法でinstall されたのだろうか?
本software を正規配布していると思われるsite は見つからず、見つかったのはLenovo 社の”Registry Patch”のみだった。
install 日が5日になっているので、私がその日に行ったWindows Annicersary Update を適用した事が関係しているかも知れない。
本software が必要か不要かは分からないが、悪さはしなさそうなので放っておく事にした。