高校国語 センター本試験 R2 (2020)年度の解説

東進の解説

第2問

問4

答えを特定する手がかりは最後から二番目の段落にある。「台所の閾から奥へは遠慮して這入ろうともしない」と明確に書かれているが、最後の方に書かれているのが厄介。問1の「晴れがましく」の意味を検討する際に気付く可能性はあるが…。

「ニコニコしていた」という描写が一つのヒントになる。

  • 選択肢1: 魚芳は元々遠慮気味の性格なので、説得力がない。
  • 選択肢2: 魚屋へ足早に去るという描写があるので尤もらしいが、少しも捻りがないので不適。

問5

これも最後の段落が根拠になっている。物語の全体像を掴む上でも最後の方は読んでおいた方がいい。

第3問

問2

敬語が示す敬意の対象は次の通り。

  • 尊敬語 → 動作主
  • 謙譲語 → 動作の受け手
  • 丁寧語 → 読み手

誰が話しているのか明記されていないので難しいが、一人の話者で複数のワンセットの鍵括弧が続くことはない。

問6

選択肢5が正解だが、「名残多く」という表現から「宮は姫の事を諦めた」と読んでしまいがちなので引っ掛け。

第4問

問3は共通テストの出題傾向を示唆する問題。

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