私が今使っているスマホは2018-10に買った「ZenFone Max (M1)」だが、落下により画面の大部分が割れている状態だ。そこで新しいものを買うことにした。
私は通信事業者として利用してきたのはMVNOのみ。そして以前 「 ZenFone Max (M1) 」 を買ったときは、スマホの買い替えと同時にMVNOも「OCNモバイルONE」から「Nifmo」に乗り換えた。これは、スマホとSIMのセット購入で15000円以上の大幅な値引きが受けられるからだ。
今回もこの戦術を利用して格安でスマホを買い換えることにしよう。
主要MVNOの一覧
まず、MVNOを選ぼう。と言っても日本には数え切れないほど多くのMVNOが存在するため、主要なMVNOに絞り込もう。参考にしたのは次の記事。
- MM総研 – 国内MVNO市場規模の推移(2019年9月末)
- MMD研究所 – メイン利用のMVNOシェア、2019年は13.2%、2014年は1.6% 5年で11.6ポイント増
- ICT総研 – MVNOシェアは楽天モバイルが30%超え、ICT総研調査
そして次の11のMVNOをリストアップした。
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- IIJmio
- OCNモバイルONE
- mineo (オプテージ)
- BIGLOBEモバイル
- LINEモバイル
- イオンモバイル
- Nifmo
- BIC SIM
- nuroモバイル
格安セット販売をしているMVNO
以上のMVNOの中で、スマホをSIMとのセットとして格安で販売しているのが次の3つだ。
この中で、割引額ではOCNモバイルONEが圧勝。3万円以上するarrows M05を1円で売っていたりする。ということで OCNモバイルONE に乗り換えることにした。一年半ぶりに戻ってきたことになる。
後から気づいたが、価格ドットコム限定キャンペーン も目を通すと良い。
端末選び
さあ、楽しい端末選びの段階だ。私が求めるスマホの要件は次の通り。
- 画面サイズが大きい。動画を観たいため。
- バッテリーの持ちが良い。
- 防水
- RAM容量が大きい。Zenfone Max M1 では動作が遅くなることが屡々あったため。
いつものようにセキュリティなど不安がある中国メーカーは除外して、一万円以下で売られているものをピックアップ。
どれも2万円を超える製品なのに1円である。さすが OCNモバイルONE だね!
私が求める要件を全て満たすものは無かったが、結局選んだのは、 ZenFone Max (M2) だ。色は青と黒が残っていて、希望のシルバーは無かったので黒を選んだ。
奇しくも今まで使っていたZenFone Max (M1)の正統進化版である。
口コミで「Bluetooth 5.0に対応していないのでワイヤレスイヤホンを使う人は注意」というものがあった。私は Bluetooth 5.0 のヘッドホンを使っているので心配になったが、考えてみればMax (M1)もMax (M2)と同様にBT4.2までしか対応しておらず、 Max (M1) でそのヘッドホンが使えているということはMax (M2)に関しても問題ないはずだ。
Max (M2) の今の市場価格は23000円ほど。OCNモバイルには縛り期間が設けられていないが、実質的に6ヶ月と考えられるので、1ヶ月あたり4000円の還元ということになる。これは他の通信事業者を寄せ付けない圧倒的な還元額である。
価格ドットコム限定キャンペーンで「1年間縛りで20000円還元」というものがあるが、所詮は 1年間縛り で、単位時間あたりで計算すれば OCNモバイル には遠く及ばない。OCNモバイルから別の通信事業者に乗り換えるときも、最低でも1ヶ月あたり1500円の還元になるところを探すべきだろう。
ZenFone Max (M2)と Max (M1)の比較
せっかくなので、ZenFone Max (M2)をMax (M1)と比較してみよう。
- 画面サイズが大きくなった。(5.5 inch → 6.3 inch)。それに応じて縦と横、重量は大きくなっているが、厚みは減っている。
- CPU性能が向上。
- RAM容量が増加。(3GB → 4GB)
- バッテリー容量は据え置き。消費電力が上がったことにより、バッテリーの持ちは多少悪くなっている。
全体的に私が Max (M1) で抱いていた不満を解消してくれる進化を遂げている。唯一の欠点はバッテリーの持ちが悪くなっていることだが、今まで使っていた Max (M1) でもバッテリー切れになるという経験は稀なのでさほど問題ないだろう。モバイルバッテリーを携帯すれば良いし。
届くのが楽しみだ。