、私はlaptop 『ThinkPad L540』 (Windows 10 Pro 64bit) について、2日に公開された更新プログラム「Anniversary Update」を適用した。
この更新が原因で重大な不具合が発生したが、その後の対策で解決した。
手動でinstall
「Anniversary Update」については、web browser 「Edge」に於いて拡張機能が利用できるようになる事が公開前から公表されていた為、私は以前から楽しみにしていた。
ところが本更新プログラムの公開から3日経っても当PC には適用されていない模様だったので、更新状態を確認した。すると、最終確認日時が前日になっていたにも関わらず、「お使いのデバイスは最新の状態です。」と示されていた。何故か当PC には本更新プログラムが降りて来ていないのだ。
そこで、本更新プログラムの導入を手動で行うことにした。
「設定」画面から導入を行った。再起動時の適用には2時間程掛かった。作業は成功した模様。
補助記憶装置がSSD の場合は1時間未満で済む様だ。
変化~重大障害と高負荷
Edge において拡張機能が使えるようになった。しかし使える拡張機能の数は非常に少なく、相変わらず未熟である。
laptop を、畳んで暫く放置したり、shutdown 作業中に畳むと、画面が暗転したままで何も操作できなくなる重大な障害が起きるようになった。本機でWin10 は一カ月使っているが、この様な問題が起きたのは本更新の直後からなので、今回の更新の持つ不具合に違いない。
原因はdevice driver にあると見て、「ThinkVantage System Update」「Lenovo Companion」「device manager」を使って大方のdriver を更新した。幾つかのdriver に於いてLenovo 製app を用いてinstall した際に、install が途中で数時間止まる現象が起きた。仕方ないので作業を中断したが、後で確認するとinstall は成功しているようだ、少し不安だが。
結局、この作業で不具合は直った。
更新後、Windows が明らかに重くなった。process 「WMI Provider Host」がCPU を常時10% 程占有している。更新前にもこのprocess は在ったと思うが、此程に負荷が大きくはなかったと思う。重くなった原因は恐らく此れだ。
しかし、翌日には2% 程を推移するようになり、この問題は解決した。
幾つかの設定が元に戻った。
- Windows service のstartup の種類
- taskbar のpin 止めicon 「Microsoft Edge」「エクスプローラー」「ストア」の3つ
- Task Manager
- 各項目の列の並び
- 更新頻度
今回の様な大型更新は、今後も半年に一度の頻度で予定されている。この頻度で設定が元通りになると、再び設定するのが面倒なので対処して欲しい。
OneDrive のsignin 画面が出た。
今回の更新は、数時間掛かったり再起動を複数回要したりと、update と云うよりはupgrade に近いと思った。
高速化
今回の更新に因って、幾つかのWindows service のstartup 設定が初期化された。これを再び最適化した。この序でに、Windows の高速化も行った。
- Windows service の停止
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- Diagnostic Policy Service 自動→無効
- Diagnostic Service Host 手動→無効
- Distributed Link Tracking Client 自動→手動
- Geolocation Service 手動(トリガー開始)→無効
- IP Helper 自動→手動
- Network Connection Broker 手動(トリガー開始)→無効
- Program Compatibility Assistant Service 自動→手動
- Server 自動→無効
- Shell Hardware Detection 自動→手動
- TCP/IP NetBIOS Helper 手動→無効
- Themes 自動→手動
- WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service 手動→無効
- Workstation 自動→無効
- Connected User Experiences and Telemetry 自動→手動