2019-03-22、ヤフオクに出品していたある一つの商品に、次のような質問が寄せられた。
Hello Yahoo Exhibitor, My name is Deborah Carter from USA, Im fully interested in buying your item posted on Yahoo Auctions, I would like to know many units do you have for sale, Im buying this item for my cousin whos living in the state, Ill be offering you $2,500 USD for the item and including the shipment cost via EMS to my cousin in United I would like you to send me more pictures to my email address… debbcarter003 (at) g m a i l . com I wait to hear from you soon! Regards.
英語である。要約すると、「アメリカに住んでいる者だが、この商品をいとこのプレゼントとして2500米ドルで買いたい。確認のためにもっと多くの写真をメールに送ってくれ。」というもの。
2500米ドルはこの商品の価値の50倍もの金額で、怪しさプンプン。
詐欺を疑ったが、本当に買うつもりの人かもしれないと思い、「入札代行サービスを使って入札してくれ」と回答しようと思った。
でもその必要はなかった。試しに文中のメールアドレスを検索ワードとしてググったら、この文章が詐欺として挙げられているページがヒットしたためだ。
というわけでこの質問は無視。
ちなみに、このメールアドレスでググった時、中国や台湾のサイトが多くヒットしたため、この手の詐欺をしてくるのは恐らく中国人だ。
更に調べたところ、文中の氏名や国名、メールアドレスを変更した文章が他の多くの人の商品にも届いているようだ。
後日、この質問をしたアカウントは停止になっていた。運営側もイタチごっこを強いられているようだ。対策としてアカウント作成時の本人確認をするなどが有効だと思うがどうだろう?