2018-12-20、能登半島沖で韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP-1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射する事件が発生した。 この事件は韓国が誠実な姿勢を示さないために収束の見通しが立たない状況だが、これについての私の考察を述べる。
当サイトへの影響
12月30日、私はこの事件を受けて一つの記事を書いた。防衛省が事件現場の映像をYouTube 上に公開したことで、外国人が本事件をどのように感じたかが気になったので調べたものだ。
ふだんは一日あたり100件にも満たない当ブログだが、その記事を公開すると忽ちアクセスが集まり、その記事だけで一日200回以上閲覧されるようになった。やはり本件を第三者がどのように捉えているかは私だけでなく多くの人が気になっているようだ。
政府の対応は最高
この事件での行政の対応を考察する。
今回の事案を受けて、防衛省は速やかに反論となる映像を公開した。しかもYouTube上で、字幕付きで、そして英語版も用意したのである。
YouTube上で 公開することでより多くの人々が目にすることになる。そして字幕付きにすることで国内メディアが恣意的な字幕を付ける余地を奪い、猶且つ視聴者の理解を簡単にした。さらに英語版を用意することで世界に実情を訴えて、韓国に対外的な圧力を掛けることができる。
今までの行政の外交問題への対応は、極めて弱腰のものだったが、今回は毅然とした姿勢を示した。こんな事は今までにない対応だった。
この背景には、 安倍首相が 映像公開をに指示し、 防衛省は渋ったがそれでも押し切ったということがあるらしい。素晴らしい指揮だ。安倍首相でなければ出来なかったことだろう。
こういった対応をとった最大の理由はやはり、慰安婦問題などに関して散々辛酸を嘗めさせられてきた経験があり、「もう同じ轍は踏まない」という覚悟にあるのだろう。
韓国に「親日革命」を起こせ
この件は、ご多分に漏れず韓国に全面的に非がある。日本が毅然とした態度を崩さない以上、遅かれ早かれ韓国は謝罪に追い込まれることになる。そうなれば韓国は日本に対してのみならず世界中に大恥を晒し、世界は韓国の「異常な反日精神」を認識することになるだろう。
これは絶好の機会だ。日本はこの流れを利用して「今回のレーダー照射事件に限らず、韓国は”慰安婦問題”など事あるごとに日本をスケープゴートにして数々の捏造を働いてきた」という宣伝を韓国を始めとして世界に発信すべきである。そうすれば、長年に渡って積み重ねられてきた日本への濡衣はまるでオセロの大逆転のようにいっぺんに解決するかもしれない。
それと同時に、韓国は歴史上ほとんど初めての自己内省をするときが訪れる。つまりこの事件は、韓国の長年の狂った反日精神を治す、またとない機会でもあるのだ。 韓国内は精神的な動揺から一時的に大混乱に陥るだろうが、 それは子供が自己中心性を捨てて大人になるように、必要な痛みなのである。
日本では昔から一部の人々が唱えていた「日韓断交論」も広まってきているが、これは賢明ではないと思う。こんなことをしたら中国や北朝鮮の思う壺だ。むしろ、このレーダー問題で日本が韓国を厳しく追い詰めて今の文在寅政権を打倒して、親日政権を樹立させるほうが遥かに良い。 それも一時的な流れで終わらせるのでなく、「親日革命」を起こさせるのだ。日本政府はそのための韓国への「歴史認識の正常化」や「反日勢力の掃討」といった工作に力を入れるべきだ。