下村博文自民党幹事長会見 加計学園200万円献金報道

、文芸春秋が下村博文(自民党幹事長)の後援会について、「学校法人加計学園が購入した政治資金パーティー券計200万円分を政治資金収支報告書に記載しなかった」と伝えた。
これに対して同日、下村幹事長が会見を行い、報道内容を否定して、文書流出については東京都議会議員選挙に「都民ファーストの会」から出馬している元秘書による犯行の可能性を挙げた。
各大手media はこの会見を報じた。

会見への報道内容

テレビ朝日 報道ステーション() 『加計学園”200万闇献金”疑惑 下村氏「記事は事実無根」
トップで報じた。
下村の主張「文書流出が内部犯行ならば元秘書に疑惑が及ぶ」と元秘書の主張「情報流出は事実無根だ」を伝えたが、元秘書が都議選に都民ファーストの会から立候補していることは伏せた。
朝日新聞()
朝刊一面トップ 加計側「11名から預かり持参」 下村氏「20万円以下記載不要」 具体名なく実態不明 下村氏側へ200万円
東京新聞()
朝刊一面トップ 加計関係者がパー券購入 下村氏側に200万円分 文科相在任中 取りまとめ学園幹部の記載なし▽規正法違反の可能性 20万円超あっせん 報告義務

会見報道への考察

元秘書が東京都議会議員選挙に「都民ファーストの会」として出馬していることを伏せた理由
国民に「下村の後援会が政治資金規正法違反の行為を行った」という疑いを持たせる

  • 国民に「元秘書が都議選で自身の当選の確率を上げる目的で文書を流出させた」と疑わせない

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